「マレーシアたより 15号」です。
 
気がつけば、今日から12月。日本では冬将軍の訪れとジングルベルがちまたに溢れていることでしょう。
オーストラリアのサーフィンでやってくるサンタクロースではありませんが、マレーシアでも、ショッピングモール
(スーパーや百貨店など)の入り口には、サンタクロースの大きな飾りが目につくようになりました。
でも、マレーシアは寒いのでしょうか、北の国と同じ服装をしています。
 
 さて、前号で「3月に帰るので」と書いたところ、2004年の3月に帰るのかと言うメールを
かなり頂きました。文章が中途半端だったようで、反省しております。私の帰国の予定は、
現在のところ2005年の3月です(何があるか分からないので、断定はできませんが)。
 
 14号でのお知らせの通り、今回はパサではなく日系のスーパーの「ジャスコ」の様子を
紹介致します。
 
 
トゥドゥンと呼ばれる女性の被り物が見えなければ、日本のスーパーと言っても通のではないでしょうか。
本当に明るい、きれいなお店です。ジョホールでも、一番きれいなのではないでしょうか。
 
 
上は、果物と野菜売り場の様子です。下は、野菜売り場です。
値段の表示はRM(マレーシアリンギット)で、RM1が現在30円です。
従って、キャベツは1kgがRM0.19(6円)です。野菜類は、日本と比べてずいぶん安いです。
したの青菜は1kgで60セント(18円ぐらい)です。
日本からの輸入食品は、日本より高い値段になっていますが、それ以外は、物価は安いです。
もちろん、平均収入が日本と比べられないので、比較すること自体意味がないのでしょうが。
 
 
 
野菜や果物(場所によっては魚も)は、この写真のような「WEIGHTING COUNTER」を使います。
自分の必要な量だけ、袋に入れてこのカウンターに持っていきます。そうすると、計量器で
バーコードの付いた値札を貼ってくれます。これをしないと、レジを通ることができません。
自分で好きな物を、好きな量だけ買うことができるシステムです。
 
 
小学部3年生の「社会科見学」で行きました。ここのジャスコにどのような物があるのか調べているところです。
ここは、日本食品のコーナー。皆さんが見ると当たり前の物ばかりでしょうが、こちらに来ると貴重なもの
ばかりです。見て、買う時はホッとしますが、後でレシートを見るとぞっとします。
日本食品は、現地の物と比べると何倍も高いからです。日本で買う値段より輸送費の分だけ高いからです。
 
もう一つ、JUSCOらしい売り場は、日本の「寿司」売り場です。このようにパックになって売っています。
中国系の人やインド系・マレー系の人も買っていきます。やはりヘルシーで人気です。
ただ、現地のホーカーズ(屋台街)での食事は、RM3からできますから、ちょっと高めではありますが。
 
 
レジです。バーコードの自動読みとりが主流です。マレー系の店員さんが見えます。
ここでは、インド系の人や中国系の人も一緒に働いています。
お酒売り場とNON HALALのコーナーでは、インド系と中国系の人しか働いていません。
 
このような、大きな郊外型のスーパーが、ここジョホールにもたくさんあります。
ここ数年増えすぎて、外国資本を含めて大きなスーパーの進出は、5年間凍結です。
今月の20日に学校の近くにJUSCOがもう1店舗できるのが、ジョホールでは最後のようです。