随分ご無沙汰しています。ちょっと忙しかったので、メールを作る暇がなく、気がつけば40日以上
間が空いてしまいました。
マレイシアは、いや、ジョホールは、今、雨期に入っています。雨期というと日本の梅雨を思われる
かも知れませんが、ここの雨期は、いつもよりスコール回数が多くなることと、スコールがいつもは30分程度なのですが、雨期になると2時間程度続くこと(時によると4時間続くこともありますが)くらいの違いです。
しかし、気温は確かに下がります。乾期は平均気温が34度ですが、今は涼しくて平均気温が31度程度です。朝晩は、25,26度になっているようです。この3度の差で、こちらの人は風邪を引くそうです。今、風邪が流行しています。私も流行の先端を、、、、2日ほど調子を崩しました。
原因は、気温は夏ですが、私の体は11月以後寒くなる準備をしていたようで、そのずれで調子を崩したようです。(派遣の1年目はよくなるそうです)
さて、前回の日時計の答えを、お見せします。午後3時頃に西から撮ったものです。
シンガポールのボータニックガーデンという植物園で見つけました。
日時計の棒は、南北に水平に設置してあります。これなら、真上に太陽が来ても
北から日が差しても、南から日が差しても影が出来ますね。
時刻を示す文字盤は、半円形になっています。思った通りだったでしょうか?
今回は、植物を紹介いたします。その1回目です。
先週写したものです。本校の花壇です。ヒマワリが咲きました。
その横では、アサガオも咲いています。棒を立てていないので横に伸びていますが。
どうして、今頃咲いたのかと言うと、2学期になって9月に植えたからです。
ここマレイシアでは、1年の気温の変化がほとんどないので、何時植えても
構わないのです。
逆に言えば、1年中花が咲いているものも多くあります。3月の赴任してから毎月花の写真を撮っていますが、いつも見かけるものが多いです。その中でも今も咲いている、こちららしい花を3つほど紹介します。
ハイビスカスです。実は、マレイシアの国花になっています。
こちらでは、ブンガラヤ(BUNGA RAYA)と呼ばれています。
これは、本校の門の横に咲いているものです。
マレイシアで一番よく目にする花です。低木で花の色は赤・白・黄・ピンク・オレンジなどがあります。東南アジアの国だとどこでもたくさん見かけるそうです。これももちろん1年中咲いています。
日本名「ハマユウ」こちらでは一般的には「スパイダーリリー(英語名)」「クリナム(マレー語)」と呼ばれるもので、とてもきれいです。
調べると、これは、日向の花で、根はけがの湿布に使われ、有毒ですが汁は下剤として使えるようです。
次回、また植物を紹介いたします。
年も押し詰まり、日本では慌ただしいことでしょう。暖かいのでこちらはその様な感じを受けません。
皆様、健康に気を付けられよいお年をお迎え下さい。
年賀状が出せませんので、この場を借りて、
「A HAPPY NEW YEAR」
日本の天気予報では、思いもかけぬ早さで冬が訪れているようです。ここマレイシアでも、冬が、、、、と言いたいのですが、やはり夏です。
ちょっと時期が過ぎたのですが、今回は秋分の日(日本では)の事をレポート致します。
ジョホールは、北緯1度、東経104度に位置しています。
つまり、春分の日と秋分の日前後は、太陽が頭の上を通過する時期になります。
前回の3月の時は、マレイシアに来たばかりで写真を撮ろうとする余裕がありませんでした。
今回は、9月23日が秋分の日。北緯1度なので、9月21日が真上を通る日でした。
その日に向けて、写真撮影の用意を準備を整えていたのですが、、、、、
21日を挟んで3日ほどは天候不順でお昼になるとスコールや雲がかかりました。
写真は、すべて2日前のものです。(ほとんど南中していますが)
バスケットゴールの写真です。真ん中の支柱の影がありません。これだけだと、晴れかどうか分かりませんので、ネットを一緒に写しています。
別の角度から見てみましょう。
確かに、これを写したものです。時間も午後1時です。マレイシアの時刻は、シンガポール・香港と同じになっています。
経度からの時刻に比べると1時間早くなっていますので、南中時刻は1時です。世界的に言うと「サマータイム」を取っていることになります。
もちろん1年中。人間の影はどうなるか、同僚の先生に立ってもらいました。
私が立つと、お腹が出ていることがハッキリするように大きな影になりそうだったのでスリムな先生にお願いしました。このようになります。
さて、久々に皆様に対しての問題です。低緯度のマレイシアなどでは、日時計の棒はどのようになっているのでしょうか?
日本では、日時計の中心に水平線に対して垂直に立っています。
答えを期待しています。では、また。寒くなりますが、風邪など引かないように元気でお過ごし下さい。
マレイシアたより 10月号
(陸上記録会かな、修学旅行かな、研究会かな、学校祭りかな、などと思いながら)
に向けて忙しい日々を送られていることでしょう。
マレイシアでは、隣のインドネシアのバリ島のテロに驚きながらも、結構平穏な日々を過ごしています。
世界から見ると、イスラム教が国教の国ですし、オサマビンラディンとの関係も取りざたされていますが、ここ、ジョホールでは??です。これは、現地の新聞やTVを見ていないせいかもしれません。
また、こちらのメディアは統制されているので、シンガポールの情報の方が確かという面もあります。しかし、外国の生活です。危険はどこにでもあるという事は確かなので、気を付けています。
さて、夏の続きです。常夏の国、マレイシアを紹介しましょう。まず、キャメロン・ハイランドです。
キャメロンと言えば、紅茶。マレイシアでは、コーヒーより紅茶の方がよく飲まれます。TEA(てー)と言えば、どこでも、本当に甘いミルク入りの紅茶が出てきます。
TEA O(てーおー)と言えばミルクの入っていないものです。純粋の紅茶がほしいときは、TEA O KOSONG(てー おー こそん)と言いますが、
こう言っても、砂糖が入っていることが多いです。「NO SUGER」と付け加えることが必要です。
こちらでは、砂糖を入れずに飲むことは、珍しいようです。
この写真は、マレイシアで、一番のBOHのTEA畑。キャメロンハイランドを有名にしたものの一つです。見渡す限りのお茶畑です。山の中腹までずっと続きます。
下の建物は、従業員の宿舎。インド系の人ばかりでした。
これは、マレイシアの国蝶「ラジャ・ブルック」
アカエリトリバネアゲハです。蝶園が、2つあって、どちらにもたくさんいました。地面に留まっているものを写したものです。8cmぐらいありました。
キャメロンは、標高1300m程度の高地です。日本で言うなら夏の軽井沢です。
マレイシアに来て初めて、クーラーも使わず、涼しいと感じました。私は、半袖のTシャツでしたが、現地の人は、セーターや長袖の服を着ていたのには驚きました。
ブリンチャンという町でのパサ(市場)の様子です。土曜日だけ、駐車場がパサになるようです。野菜の産地・花の産地です。キャベツやイチゴ、キュウリにレタス、、、、、たくさんのものがありました。日本の季節とは違うので、スイカもイチゴもバラも菊も、、と言うように春・夏・秋のものが一年中とれるようでした。バラを買ったのですが、20RM(600円)で抱えきれないほどの花束になりました。
これが、果物の王様です。本当に好き嫌いがはっきりするようです。そう、ドリアンです。このように木になっています。熟すと落ちてくるそうです。
こちらの人は、どれが落ちるのか分かるそうで、「明日の朝はこれが落ちるから気を付けろ。」と教えてくれるそうです。ホントに次の日の明け方に落ちるそうです。私は、確かめていませんので、伝聞です。
最後の写真は、現地の民家です。高床式が多いようです。でも、このような家しかないとは思わないようにして下さい。
日本より数倍広くきれいな家もあるのです。その差は、激しいと感じています。
いつも夏休みというような声もありますが、日本人学校は、日本と同じカリキュラムですので、編入や転校もあり学期は大体
同じようにしています。と言っても、春休みに教職員が日本との交流をしますので、春が1ヶ月休みです。従って、夏は短く
ジョホールでは、8月だけが夏休みです。いよいよ暑くなる季節ですね(日本では)。
今年は、台風が多いようですね。7号が、現在九州から四国の南にありますが、上陸しないことを祈っています。
実は、先週コンピュータのシステムのバージョンアップ(ウインドウズのXPのパーソナルからプロフェッショナルへの)をしている途中で、
電話線をはずしてしまい。「致命的なエラー」という表示がでたまま、止まってしまいました。インターネットでマイクロソフトと交信しながらの
バージョンアップ中ということをころっと忘れていたのです。と言うわけで、コンピュータのシステムを入れ直しました。
幸いにも、写真や文書などのデータは、Dドライブに入っていて、リストア(入れ替え)に関係なく無事で、ホッとしました。
ところが、メールのアドレス帳やデータはすべてCドライブに入っていたため、なくなってしまいました。
1週間かけて、もう一つのノートコンピュータに残っていたものや電子手帳からアドレスを入れ直しましたが、このたよりは今までの
すべての方には、送信できません。悪しからず。(と言っても、これを見ることのできる人には関係ないのですが、、、)
また、アドレス帳をきちんと整理した関係(いままでいい加減だったので)、今回が初めてのメールという方もいらっしゃることでしょう。
突然の方、よろしくお願いいたします。(3号までが必要なら、メールで連絡ください、すぐ送ります)
というわけで、困っていることがありますので、
岡山市の小学校のアドレスがわかれば、どなたか送って頂けませんでしょうか?
このトイレの写真からのクイズ、たくさんの回答を送って頂きました(すみません、半分以上の方のものは消えたのですが)。
正解者は、3名でした。マレイシアに渡航の経験者の高校の先生。インドへの渡航経験者の小学校の先生。
それとひょっとするとほとんど世界中に行っているのかもしれない大学教授でした。
高校の先生から以下のようなホームページを紹介して頂きました。お送りします。正解の内容は下のページでもご覧いただけます。
正解ですが、バケツと水道がセットです。トイレを水洗にするためのものとか、流すため、断水のための用意、、、、などが多かったですが
実は、おしりの洗浄用です。日本で温水の自動がありますが、ここマレイシアでは手動です。便器に座ると水道とバケツは左側になりますね。
左手は、食べ物を持たない手です。もちろん、握手も右です。(左利きでもそのようにするのかなな???確かめていません)
大学教授(佐橋先生)のみ、写真左のトイレットペーパーがあることに違和感があったようですが、これは日本人用です。
スーパーや現地のトイレでは、よく水道にホースが付いています。
それから、スーパーのトイレは有料です。20C(セン:約6円)のコインを払ってトイレに入ります。でも、とても清潔とはいえないところもあります。
一番きれいなところは、やはり有名なホテルです。ホテルなら、洋式でトイレットペーパーも完備しています。
空港も、大丈夫です。
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マレーシアのトイレ事情が書かれているwebページがありました。
http://plaza29.mbn.or.jp/~sera/Malaysia/WC.html
http://www.lint.ne.jp/~takuya/usa/maresia.htm
ウタリクリエイツ筑波研究所は「旅」と「比較文化」をテーマにした研究所
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/5203/culture.htm
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7月の3日から5日まで、修学旅行を引率して、東マレイシアに行ってきました。東マレイシアまでは飛行機で1時間20分。
国内ですが、空港では入国チェックがあり、イミグレーションカード(入国カード)が必要です。たとえ、マレイシア人であっても。
広々とした町、クチンです。東マレイシア・サラワク州の州都です。人口密度は、15人。
とにかく広いです。下に見える交差点は、ランナバウトと呼ばれるロータリー式ですが、直径は50〜100メートルです。
ジョホールにも2つほどありますが、30メートルほどです。道が計画的に造られているのか、道の両側や中央は
木がたくさん植えてありました。クチンは、アジアで住みやすいところのベスト10に入っているそうです。
マレイシアでは、ここだけだそうです。
バコ国立公園でのジャングルトレッキング中の写真です。ほとんど終わって、マングローブの林の
中に入って説明を聞いているところです。5,6年で33人でいきました。写真の中に全員入っています。
マングローブの林の中は、足下が木の芽だらけです。入ってもいいところは決まっているようでした。
途中では、テングザルに出会いましたが、昼食をバンガローで取っていたのですが、そこに下の写真の
ような、野生のひげイノシシがゆっくりと歩いてきました。人になれているようで、逃げませんでした。
また、人を襲うようなこともないそうです。
ちょっと長くなったので、これで最後にします。
何の木か分かる人はいないと思います。これは、ひょっとすると人類を救うことになる木かもしれません。
3年ほど前の調査で分かったらしいですが、エイズの治療薬ができる木だそうです。
現在、動物実験が終わっているそうです。
早く、人に使えるようになってほしいものですね。
まだまだあるのですが、本日のたよりはここまでにいたします。