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子どもの成長を見守ります。広州日本人学校

〒510663 中華人民共和国広東省広州市天河区科学城風信路10号

学校の窓  広州日本人学校の子どもたちの様子をお伝えしますprogram


「避難訓練(不審者)」 

 4月18日(木)に第1回避難訓練がありました。今回は「不審者が敷地内に侵入」したことを想定して実施しました。
 今年度、第1回目の避難訓練だったので❶避難経路の確認❷避難の仕方の確認を中心に行いました。各担任の指導のもと、「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」の4つのキーワードを確認しました。ただキーワードを確認するだけでなく、どうしてその行動が必要なのか「自ら」考えられる児童生徒を学校全体で育てていきます。
 避難訓練を避難訓練として終わらせるのではなく、いつどこで事故や事件が発生しても、児童生徒「自ら」が安全かつ迅速に避難できるように、毎回の避難訓練を大切にしていきます。



























「着任式・始業式・入学式」 

 4月11日(木)に着任式・始業式を行いました。約1か月の長い春休みを終えて、子どもたちが学校に帰ってきました。久しぶりの再会を果たした友だちと語り合う子ども、新しく学校にやって来た編入生を優しく迎え入れる子どもの姿が見られました。着任式では、新赴任者(今年度は13名)が自己紹介し、子どもたちとの初顔合わせとなりました。続いての始業式を行い、校長から、「和顔愛語」という言葉の通り、他人と穏やかに接するよう話がありました。
 4月12日(金)には入学式を行い、小学部に48名、中学部に29名の子どもたちが入学しました。在広州日本国領事館総領事の貴島善子様からは、「ありがとう」言葉は言う方も言われる方も気持ちよく、大人になるよい方法だというお話をいただきました。
 令和6年度、子どもたちの活躍にご期待いただくとともに変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。























「修了式・離任式」 

 3月13日(水)に令和5年度修了式・離任式を行いました。修了式では、各学年の代表児童生徒が修了証書を立派に受け取りました。また、小1・4、中1の代表児童生徒が今年度の反省とこれからの抱負を立派に述べることができました。校長式辞では、「今年度の山登り」が終了し、来年度から新しい山登りが始まること、そのための準備をすることの話がありました。校長は離任となります。これまでの校長式辞のすべては子どもたちへの授業でした。最後の授業は、児童生徒全員で、「一本締め」で終わりました。
 離任式では、12名の教職員が児童生徒にお別れの言葉を伝えました。それぞれ在任期間は異なりますが、広州日本人学校で過ごした日々を振り返り、思い出を語りました。これから益々のご活躍を祈っています。
























「令和5年度卒業証書授与式」 

 3月12日(火)、令和5年度卒業証書授与式を行い、小学部40名、中学部16名の卒業生が卒業証書を手にしました。今年は、コロナの制限を受けることなく、卒業の歌や呼びかけなど、全ての次第を行うことができました。校長式辞では、卒業証書に書かれた情報のうち、名前、生年月日、卒業台帳番号が異なり、両親が生を受けた我が子を育てる決意をしたと同時に夢や希望を名前に託したこと、卒業台帳番号は初めての卒業生から数え、たくさんの先輩方が旅立っていったことを物語っており、その誇り高い伝統の一端を担っていることの話がありました。呼びかけや卒業の歌では、これまでの思いを込め、卒業生、在校生が一体となり、伝え合うことができました。在広州日本国総領事館総領事はじめ、多くの来賓や保護者に見守られ、今日の良き日に56名の門出を祝いました。
























「新入生保護者説明会」 

 2月26日(月)、令和6年度に入学する新入生向けの保護者説明会を実施しました。学校からは、広州日本人学校の学校生活をイメージしていただくため、学校でのルールや大切にしていること、1年生の学習内容などについてお伝えしました。また、PTAの本部役員さんからはPTA活動や注文弁当について、バス役員さんからはバス通学に関する内容について、それぞれお話しいただきました。
 今年度末でたくさんの児童生徒がこの学校を去ることが決まっていますが、4月に入学する1年生と一緒に、また新たな気持ちで楽しい学校生活が送れることを楽しみにしています。

















「中1と語る会」 

 2月23日に中学部1年生が企画した小学部6年生対象の「中1と語る会」がありました。小中連携の一環として、中学部1年生は、広州日本人学校の中学部の伝統を引き継ぎ、上級生としての自覚を身につけられるように。小学部6年生は、前向きな気持ちで進学することができるように、小学部と中学部の学習や生活の違いを知ることでした。中1年生はテスト、生活の流れ、部活動、授業、教科などをテーマにプレゼンテーションで紹介しました。6年生は熱心にメモをしたり質問をしたりするなど関心を持って聞いていました。児童生徒、1人ひとりの充実した様子から何かしらの学びを得たように感じます。この機会から来年度の中学部が楽しみになりました。

























「6年生を送る会」 

 2月21日(水)に6年生を送る会を行いました。今年度は、6年生に感謝の気持ちと中学校へ行っても頑張ってくださいという応援の気持ちが伝わるよう、各学年に応じためあてが設定されました。6年生を送る会に向けて、兄姉が6年生だから、絶対に実行委員になりたいんだと立候補してくれた妹、弟もいたようです。本番では、そんな下学年の気持ちがいっぱいに伝わってきました。6年生からは、各学年の思い出劇とお礼の気持ちを込めて作った雑巾をプレゼントしました。どの学年も素晴らしい発表内容で、最後に全員で歌った「Believe」がより会を素晴らしいものにしてくれました。
3学期も残すところあとわずかとなりました。小学部6年生と中学部3年生は、卒業学年となります。また、他の学年は、一年間の総まとめをして次の学年の準備を行います。大きな節目を迎える今、感謝の気持ちを忘れず、残りの日々を過ごしていけるよう指導してまいります。


























「第3学期始業式」 

 1月8日(月)、第3学期始業式を行いました。16日間の冬休みを終え、子どもたちが元気に学校に戻ってきました。式に先立ち、令和6年能登半島地震での被災者へ黙祷を捧げました。式では、児童生徒代表生徒から今後の目標が発表されました。また、校長式辞に続き、全校合唱を行い、元気に新年の学期をスタートしました。
○小学部2年生
「大切にしたいことが二つあります。一つ目はねばりづよくがんばることです。図工をしていた時、あきらめたくなったけど、先生が『ねばりづよくがんばって』と言ってくれました。二つ目は、友だちです。一番仲良しの友だちだけでなく、新しい友だちとも仲良くしたいです。三学期もやさしさいっぱい、ゆう気いっぱい、いいこといっぱいあきらめない2年生になっていきたいです。」
○小学部6年生
「小学生としてあとわずかで、中学生、大人へと近づきます。自ら学ぶ力を身につけるために自主学習の達人になることを決意しました。漢字テストでは、自主学習の成果が表れ、努力が実を結ぶことを実感できました。楽な方に流されず、自分をレベルアップさせていきたいです。」
○中学部1年生
「忍耐をテーマに粘り強くがんばってきました。運動会では白雲賞を取ることができ、テストでも成果が出ました。これからは課題であった礼儀やルール、積極的に活動することに挑戦していきたいです。」
○校長式辞
「3学期は短く、3月で別れるお友だちもいます。4月には同じメンバーで勉強することはできないので、一日一日を大切にしてください。これから目標を立てる上で、今できないことを目標にするのと同時に、ダイヤモンドのように輝く未来の自分を想像しながらそのためにはどうすればよいか考えて目標を立ててほしい。」

























「第2学期終業式」 

 12月22日(金)、第2学期終業式を行いました。83日間の2学期を終え、明日から16日間の冬休みに入ります。式では、児童生徒代表生徒から反省や今後の目標が発表されました。また、校長式辞に続き、全校合唱を行い、2学期を締めくくりました。
○小学部3年生
「二学期、集め配り当番になりましたが、授業で提出するものがあったり、友達が分からないことを聞きに来たりした時など、当番の仕事をする時間がなく、友達に任せてしまうこともありました。なので、自分から当番の仕事をがんばりました。すると友だちや先生がほめてくれました。これからも自分からがんばることを意識したいです。」
○小学部4年生
「二学期に心に残ったことの一つ目は運動会です。ソーラン節や台風の目など、みんなと協力して楽しい運動会にできました。二つ目は、白雲山に登ったことです。みんなと協力して登り、頂上にはいけなかったけど、景色を眺めたり、お弁当を食べたりしました。三つめは、勉強です。算数では、分数や図形などについて学習し、楽しく勉強することができました。」
○中学部2年生
「生徒会副会長として、会長を補佐する大変さを感じました。同時に、人に任せっきりになるのではなく、いつでも準備しておくことの大切さを学びました。生徒会役員として、活気のある学校を目指していきたいです。」
○校長式辞
「毎日、友達と言葉のキャッチボールをしていますが、言葉は目に見えません。中にはとげとげした言葉や受けとめきれないほどの重い言葉があります。受け取れないものは『やめてね』とはっきり言うことが大切です。友だちと気持ちの良いキャッチボールをしましょう。」

























「南沙豊田自動車工場見学」 

 12月8日(金)に広州の南沙区にある豊田自動車工場を見学しました。工場では、社会科「自動車をつくる工業」の学習で学んだ自動車の組み立ての工夫や、未来の自動車づくりについて工場で実際に見て学び、新たな疑問をもちました。見学終了後は、疑問に思ったことや、総合的な学習の時間に取り組んでいるSDGsについて豊田自動車はどのような取り組みを行っているかなどを質問しました。担当者から「良い質問ですね」「するどい質問ですね」と声が上がるほど児童は積極的に質問したり、意欲的にメモをとったりする姿が見られました。自動車見学で学んだことについて、社会科の授業でタブレットを使用して新聞にまとめています。完成後は、校内に掲示する予定です。

























「ふれあい大会」 

 12月7日に、小学部全員でふれあい大会を行いました。今年はスポーツ大会を「ふれあい大会」と改め、小1~小6を縦割りにしたキッズタイムのグループで2種類のゲームを実施し、盛り上がりました。
 鬼に気づかれないようにお手本役の人の動きをまねっこしたり、ボールを回して名前や好きな物を発表しあったりと、学年に関係なく楽しめる内容でした。リーダー、副リーダーを中心とした高学年の児童が下の学年の児童にも優しく声をかけている姿が、とても頼もしく感じました。1、2年生も積極的にゲームに参加しており、さらに仲を深めるきっかけになったのではないかと思います。
 3学期のキッズタイムなど、これからも他の学年との交流を大切にしていってもらえるとうれしいです。

























「現地校との交流」 

 11月24日(金)に東風東路小学との交流会がありました。昨年度までのコロナ禍は実施することができなかったため、久しぶりの現地校との交流となりました。小学部の全学年がバスに乗って広州日本人学校を出発しました。
 1年生は、図工「竜づくり」と英語ゲーム。
 2年生は、図工「虎づくり」と英語ゲーム。
 3年生は、図工「変面づくり」と英語ゲーム。
 4年生は、科学「光の反射」と音楽鑑賞。
 5年生は、科学「ゴムの車」と音楽鑑賞。
 6年生は、科学「タマネギの細胞」と音楽鑑賞。
 初めは緊張した様子も見られましたが、子どもたちはすぐに現地の子どもたちと打ち解け、楽しく交流することができました。これまで学習してきた中国語を使うことができたり、現地の子どもたちが日本語や英語で話しかけてくれたりと、言葉でコミュニケーションをとることができる喜びをたくさん感じられたようでした。現地校との貴重な交流を今後も大切にしていければと思います。





























「中学部1年 深圳宿泊学習」 

 9月21日(木)から22日(金)にかけて、中学部1年生総勢41名で深圳宿泊学習へ行ってきました。 生徒たちは実行委員を組織し、どうすれば学習面の学びだけではなく、相手のことを思いやり、みんなの思い出に残る宿泊学習にできるかを考え、当日を迎えました。
 IT商品展示館ではDJIの最新の科学技術を体感すべくRoboMasterS1を体験しました。錦绣中華村では中国だけではなく、モンゴルなどの文化も学ぶことができました。ホテルでは今まで学んできた中国語を用いて、あいさつをし、学習を活かす場面もありました。
 班活動ではお互いに声をかけあい、様子を見ながら、適時水分補給や休憩をとる姿が見られました。そのため、全員が体調を崩すことなく最後まで活動を行うことができました。
 深圳宿泊学習では机上での学び以上に、共生する上で大切な「仲間とのつながり」を意識し、実行委員が目指した思い出に残る充実した一泊二日となりました。

























「5年生宿泊体験学習」 

 9月14日(木)から1泊2日で、中山市へ宿泊体験学習に行きました。一日目は、キリンビール工場へ行き、総合や社会科で学んだことを生かしてSDGsへの取り組みや、工場の立地条件について質問する姿が見られました。その後、孫中山故居へ行き、孫文がなぜ「中国革命の父」と呼ばれるのか資料を見ながら学ぶことができました。最後に、フルーツ農園に行き、グァバの収穫体験を行いました。子どもたちは、食べごろのグァバを探すのが難しく、友達と協力しながら探していました。収穫体験後は、旬のドラゴンフルーツとグァバの試食をさせていただきました。日本ではなかなか食べられないフルーツのため、貴重な体験ができました。宿泊先のホテルでは、レクレーション係の子どもたちが全員で楽しめるゲームやクイズを企画して、とても盛り上がりました。二日目は、藍染体験を行いました。初めての藍染に心を躍らせながら、絞りの工程を楽しむ様子が印象的でした。二日間、天気にも恵まれ有意義な時間を仲間と過ごすことができました。





















「中学部 生徒会選挙」 

 9月13日(木)中学部にて生徒会役員の選挙が行われました。生徒会役員は小学部の高学年で組織される児童会と協力をし、どうしたらより良い広州日本人学校にしていけるかを協議・執行する機関です。毎月の委員会では生活目標の設定を中心に、時期に合わせた行事(スポーツ大会、送る会など)の企画をしていきます。
 立会演説会当日は、立候補者や推薦者はもちろん、選挙権がある中学部生徒も真剣な表情でした。仲間のがんばりを応援するために、自分達の代表を選出するために、演説を心で聞き、集中した雰囲気の中で生徒会選挙が行われていきました。当選する生徒がいれば、落選する生徒もいます。しかし、「広州日本人学校を全児童・生徒で笑いあえる居場所にしたい」という気持ちは同じです。お互いに声をかけあい、笑顔で励ましあう姿に、未来を担う子どもたちの頼もしさを見ることができました。
 運動会から新生徒会役員の活動スタートです。応援をよろしくお願いいたします。





















「第2学期始業式」 

 8月21日(月)、第2学期始業式を行いました。23日間の夏休みを終え、子どもたちが学校に戻ってきました。式では、児童生徒代表生徒から夏休みの反省や2学期の目標が発表されました。また、校長式辞に続き、全校で校歌を歌い、元気に84日間の2学期をスタートすることができました。
○小学部2年生
中国語や算数をがんばりたい。水泳ではレベルアップしたい。1年生のお手本となれるよう、あいさつをがんばりたい。友だちをたくさん作りたい。」
○小学部5年生
他のことに興味がいってしまい、集中ができないことが多かった。2学期は、有言実行を目標に、『何を・いつまでに・どれくらい』という見通しをもって、計画的に活動していきたい。」
○中学部2年生
夏休みは、香港を訪れ、中国語と英語が入り混じったコミュニケーションを行っている国際的な都市であり、英語の大切さを感じた。初志貫徹を実践し、自分で決めた学習や生活習慣を確立していきたい。運動会は、今年は保護者も見ることができるので、全校生でがんばっていきたい。」
○校長式辞
「編入児童生徒が増え、まもなく400人となります。バスのルートも13になりました。本校の目標である「自ら」を忘れず、①自ら進んで学ぶ ②自ら人との違いを認めるとともに、自分のことも認めてもらう ③自ら健康や安全に気をつける を目指してがんばっていきましょう。」





























「第1学期終業式」 

 7月28日(金)、第1学期終業式を行いました。74日間の1学期を終え、明日から23日間の夏休みに入ります。式では、児童生徒代表生徒から反省や目標が発表されました。また、校長式辞に続き、全校合唱を行い、1学期を締めくくりました。
○小学部3年生
「4月からさまざまな行事があり、どれも良い思い出です。授業では、友達の意見から自分の考えを深めることができました。2学期もクラスのみんなのために全力で行動したいです。」
○小学部6年生
「先生からアドバイスをもらい、やってみたいことを挑戦するようにしました。音楽発表会の指揮者として、歌詞の意味を考え、みんなの歌声を響かせることができました。チャレンジしてきたことでこれまでの努力がつながったと感じ、達成感を得ることができました。」
○中学部3年生
「学級や中学部で心をひとつにし、共に笑いあったりして、絆を深めることができました。学習方法を考え、計画的に取り組んだことで定期テストの成績を向上させることができました。職場体験では、メモを取ったり、質問したりして、将来のことを考える良い機会となりました。限られた広州での生活を充実させたいです。」
○校長式辞
「今年度のはじまりに、山登りのように自分を高める話をしました。①自ら進んで学ぶこと ②自ら人との違いを認め、一緒にがんばること ③自ら健康や安全に気をつけて過ごすこと 今、3分の1を登り終えました。2学期からも自ら、そしてみんなで頑張って登っていきましょう。」





























「スポーツ大会」 

 7月21日(金)に、中学部でスポーツ大会を開催しました。このスポーツ大会は、「団結力」「高め合い」「リーダーとフォロアー」を目的に、異学年間の「つながり」を深めるために企画しました。種目は、「王様ドッヂボール改」です。5つの異学年混合チームで総当り戦をしました。企画した生徒会役員に話を聞きました。「学年だけでなく、中学部全体の仲が深まることを目標に企画しました。ルールを複雑化し、それぞれの役割をつくったことで、準備段階から中学部のみんなが、作戦会議や役割決めなどで交流する機会がもてたと思います。このチームワークを運動会でも生かしてほしいと思います。」
 試合経過は、制限時間内に勝負がつかない試合や、試合開始後10秒で決着がついた試合など、様々な試合展開が見られ、たいへん盛り上がりました。今後も生徒会を中心に、「つながり」を大切にした企画を考えていくと最後に代表生徒が話し、大会を締めくくりました。



















「職場体験」 

 7月13日(木)、14日(金)の2日間に渡って、中学部3年生は、職場体験学習を実施しました。今年度は、広州日航酒店、日本航空公司、広汽本田の3つの事業所の皆様にご協力いただきました。まず、広州日航酒店では、ベッドメイキングやパン作り、また、エントランスでの接客などを体験しました。日本航空公司では、駐機場で飛行機が駐機される様子やマーシャリングを間近で見たり、機内でのアナウンスをしたりするなどして、仕事への理解を深めました。広汽本田では、プレスの行程や組立、塗装の行程を見学し、さらに、グループディスカッションを通して、商品企画についても学習しました。一つの仕事をする上でも、様々な人や部署が関わって仕事をしている様子を直に体験し、多くの刺激をもらっているようでした。職場体験を終えてから帰ってきた生徒からは、「本当にためになった。」「このような職場で働きたい」などと、目を輝かせて話をしていました。多くの方のご協力をもって経験することができたこの機会を、将来の進路選択や生き方に役立てていってほしいです。



















「令和5年度 音楽発表会」 

 7月7日(金)は児童生徒鑑賞日、7月8日(土)は保護者鑑賞日として、音楽発表会が行われました。7日には広州日本人学校理事会やオイスカ日本語幼稚園の方々にも来賓として、鑑賞していただきました。8日には多くの保護者が参観され、子どもたちの発表に大きな拍手を送ってくださいました。
 音楽発表会に向けて、どの学年も学年目標が達成できるように、心を合わせて練習を頑張ってきました。本番では、緊張した様子も見られましたが、発表が終わってから「すごく楽しかった。」「リコーダーをうまく吹けた。」「もっとやりたい。」と口々に話していたことがとても印象的でした。
 音楽発表会を通して、仲間と協力することの大切さを学ぶことができました。今回の経験を胸に、学校生活にも生かしてほしいです。

































「小学部6年 西安修学旅行」 

 6月28日(水)から30日(金)にかけて,小学部6年生が修学旅行に行ってきました。天候も心配されましたが,予定していた全ての活動を行うことができ,充実した三日間となりました。
 中国の長い歴史と壮大な建造物に圧倒された世界遺産巡り,学校で身に付けた中国語を使って買い物をするなど,どの子どもも笑顔にあふれ,元気に活動する姿が見られました。めあてを具体的にもち,活動したこの修学旅行を通して,一日一日とスローガンでもある「楽学両道」を意識した行動を重ね,一回りも二回りも大きくなった子どもたちの姿に,頼もしさを感じました。この修学旅行での学びを,今後の学校生活の様々な場面で生かすことができるよう,励ましていきたいと思います。



















「小学部3年 校外学習」 

 小学部3年生は、6月21日(水)に広州市にある「明治アイス工場」へ見学に行ってきました。社会科では、「工場の仕事」という学習をしています。今回は、「地域の工場の様子を見学しよう!外国とのつながりについて考えよう!」という目的で、訪問・見学させていただきました。
 子どもたちは、真剣な表情で機械を眺めたり、工場の方のお話を聞いてメモを取ったりしていました。普段食べているアイスクリームが作られている様子を見たり、工場で働いている方のお話を聞いたりすることで、明治アイスクリームのおいしさの秘密を知ることができました。工場内は、衛生面や品質管理もしっかりされており、アイスクリームができあがるまでに、様々な工夫がされていることを学びました。試食の時間には、「バニラアイス」をいただきました。「おいしい!」「とろける!」という声が多く聞こえました。
 今回の校外学習は、子ども達にとって大変貴重な体験となりました。今後の社会科の授業では、見学で分かったことや知ったことを新聞にまとめていきます。
 社会科見学を受け入れてくださった「明治アイス工場」様、ありがとうございました。


















「第1回校内授業研究」 

 6月19日(月)の4時間目、小学部3学年で国語科『まいごのかぎ』の教材で研究授業を行いました。本時のめあては「主人公の気持ちの変化の原因について、文章を根拠に考え、交流を通して考えを深めよう」でした。大勢の先生方に囲まれ、最初は緊張気味の子ども達でしたが、担任の先生との掛け合いで、徐々に自分たちの本領を発揮し、たくさん発表したり、ワークシートに自分の考えをしっかり書いたりする姿が見られた授業でした。
 今年度の本校の研究主題は、「自ら学び、個性豊かに国際社会に生きる子どもの育成 ~9年間を見据えた学習指導の工夫と教師力の向上を通して~」です。ICTを活用した課題達成学習について研究することを目的にしています。今回の授業では、意見を交流する際に、タブレットを使って考えを共有したり、比べたりする場面が見られました。GIGAスクール構想を受け、これからの授業の在り方について考えるよい研修となりました。
 広州日本人学校では、より良い授業を展開し、子どもたちにとって充実した学びになるように、引き続き職員全員で研究を進めていきたいと思います。

















「短期授業体験」 

 6月19日(月)から約1ヶ月間(第1期)、7月3日(月)から約2週間(第2期)、「短期授業体験」を実施しました。毎年、一時的ではありますが、学級の友達が増える嬉しい期間です。今年度は、小学部へ合計13名の子どもたちが来て、それぞれの学級や学年で素敵な姿を見せてくれました。
 授業中、場面や内容に応じてiPadを使って学習することもあり、初めは戸惑う様子も見られましたが、すぐに慣れていき、意欲的に取り組んでいました。6~7月は、教室での日常的な学習だけでなく、水泳学習や音楽発表会の練習など、この時期だからこそできる特別な学習もあります。学級の枠を越えて活動する中で、少しずつ仲を深めていくことができたように思います。
 短期授業体験の児童も、受け入れ学級や学年の子どもたちも、様々な関わり合いや学び合いを通して、「つながり」を実感する有意義な時間を共有できたことでしょう。この「つながり」や思い出を大切に、これからも歩みを進めていきましょう。



















「避難訓練(火事)」 

 6月13日(火)に第3回避難訓練が実施されました。今回は「調理室で調理実習中に火災が発生した」想定で実施されました。
 生憎の雨のため、本来の運動場ではなく、体育館に避難しました。放送が流れてから、早い学級では1分以内に避難を完了させるなど、真剣に取り組む姿が見られました。避難の際は、ハンカチを口に当てて、姿勢を低くして移動し、実際の火災を想定しながら避難ができました。
 避難完了後、全体には「いつ火事が起こるか分からないので、今回の避難訓練のように、毎回の避難訓練を大切にしてほしい」という話をしました。子どもたちは話す人の目を見て、真剣に話を聞いていました。いつどこで災害が発生しても安全で迅速に避難できるように、毎回の避難訓練を大切にしていきたいです。















「水泳学習について」 

 広州日本人学校では、6月12日(月)~9月2日(土)の期間、体育の学習で水泳を行っています。本校には、屋内に小プール(小学部低学年用)と大プール(小学部中学年から中学部用)があります。気温が最高35度を超え、日差しの強い日でも水泳学習を行うことができる恵まれた学習環境です。水泳学習の年間時数は約16~18時間で、子どもたちは、国内の水泳学習より長い期間、学習できることもあり、よく泳ぎます。
 プールのコンディションは、現在は、水温が27℃前後ですが、昨年度の平均で表すと水温29℃、気温32℃程度です。今年度も児童生徒が健康に安全に水泳学習を行えるよう、安全は十分に配慮し取り組んでいきます。



















中2修学旅行 in 北京 

 中学部2年生は、6月6日(火)~9日(金)、修学旅行で北京を訪れました。生徒達は頤和園、万里の長城、故宮等の様々な世界遺産を訪問し、功夫や郷土料理等の伝統文化に触れることで、4日間の北京旅行を堪能しました。最終日には、日本大使館を訪問し、大使や外交官の方々と交流するなど、貴重な経験をさせていただきました。行程中、気温が高く暑い日が続きましたが、大きく体調を崩すことなく、無事に広州に戻ることができました。五感をフル活用させたこの4日間での学びは大変多く、生徒達を大きく成長させてくれたと思います。学級の仲もさらに深まり、この後の学級活動や学校行事を大いに盛り上げてくれるでしょう。
 現在、生徒達は修学旅行事後学習として、2学期に予定している課題研究発表会に向け、この4日間で学んだことや感じたことをそれぞれの視点や言葉でまとめています。その時、その場で得た学びや気づきを上手くアウトプットするため試行錯誤しながら作成中です。この修学旅行での経験が、今後の生徒達の成長に活きると期待しています。




















「クラブスタート」 

 5月18日に、第1回のクラブ活動がありました。今年度も昨年同様、アウトドアスポーツクラブ、インドアスポーツクラブ、卓球クラブ、バドミントンクラブ、ハンドメイドクラブ、アートクラブの6つのクラブがあります。今回は、第1回目の活動ということで、メンバーの顔合わせ後に自己紹介をし、リーダーとサブリーダーを決めました。アウトドアスポーツクラブでは、リーダーに6年生全員が立候補する姿が見られました。また、一年間の活動計画を立てる際には6年生が中心となり、他学年の意見を聞きながら、活動計画を立てる姿は、とても頼もしかったです。次回のクラブ活動では、実際に計画に沿って活動していきます。互いに協力し合い、よりよいクラブをつくっていきましょう。これからの活動が楽しみですね。


















 

第1回「ほーやん集会」 

 5月9日(火)に第1回「ほーやん集会」が行われました。ほーやん集会は、今年度新たに始まった児童・生徒朝会の名称です。子どもたちが主体となって朝会を進めていきます。
 今回は、児童・生徒会役員の認証式と、各委員会の委員長のあいさつがありました。
 はじめに、広州日本人学校のキャラクター「ほーやん」の説明がありました。穂学の「ほ」と羊(中国語の読み「やん」)をモチーフに、広州日本人学校の児童が考案したキャラクターです。今後も、ほーやん集会や児童・生徒会の行事に登場する予定です。
 児童・生徒会役員が校長先生から認証書を受け取り、その後、中学部の生徒会会長、国際交流委員会、保健衛生委員会、放送委員会、図書委員会、体育委員会の各委員長が活動内容を紹介しました。
 みなさんの目指す広州日本人学校に向かって、それぞれの力を発揮していってくださいね!


















「小学1年生を迎える会」 

 5月8日(月)「小学1年生を迎える会」が行われました。1年生が入学してから約一か月が経ちました。この日までにも、休み時間や朝の時間に、他の学年のお兄さん・お姉さんから沢山挨拶をしてもらい、1年生はとても嬉しそうでした。
 それぞれの学年が入学した1年生を迎え、広州日本人学校の仲間として楽しい時間を過ごすことができるよう準備を進めてきました。当日の交流会では、メダルや校歌の歌詞が書かれたポスター、学校の地図等、どのプレゼントもすてきで愛がこもっていました。6年生とクイズをして遊んだ後、1年生からお礼として「1年生になったら」の歌を披露しました。これで広州日本人学校の仲間入りです!


















「部活動体験スタート」 

 4月26日から中学部1年生の部活動体験がスタートしました。今年度の部活動は、男子バスケットボール 女子バスケットボール バレーボール バドミントン 野球 サッカー 音楽の7種類です。中学部1年生にとっては、3年間続けられる部活動を決める大切な体験期間です。部活動は、技術・体力の向上はもちろん、部員同士のコミュニケーションやリーダーシップなどを身につける機会でもあります。2年生も3年生も部活動の楽しさを伝えるために、それぞれの部で工夫を凝らした活動計画を立てました。2・3年生は、1年生のために、部のために頑張る姿を多く見ることができました。1年生は、2・3年生の話をよく聞き、一生懸命取り組んでいました。
















「令和5年度始業式・入学式を行いました。」 

 4月11日(火)に着任式・始業式を行いました。約1か月の長い春休みを終えて、子どもたちが学校に帰ってきました。久しぶりの再会を果たした友だちと語り合う子ども、新しく学校にやって来た編入生を優しく迎え入れる子どもの姿が見られました。着任式では、新赴任者(今年度は16名)が自己紹介し、子どもたちとの初顔合わせとなりました。続いての始業式を行い、校長から、来年3月のゴール(頂上)ヘ向けて自分の足で学習や運動に励んでいくよう話がありました。
 4月12日(水)には入学式を行い、小学部に55名、中学部に37名の子どもたちが入学しました。今年は、コロナ制限前の盛大な形で行うことができました。在広州日本国領事館総領事の亀井啓次様からは、一人一人の名前が違うように、それぞれの個性を発揮し、それらを認めて高め合うよう、力強い励ましの言葉をいただきました。
 令和5年度、子どもたちの活躍にご期待いただくとともに変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。
















「感動の卒業証書授与式」 

 3月8日(水)に令和4年度卒業式証書授与式を実施し、小学部45名、中学部9名の児童生徒が巣立ちました。
 今年度の卒業生は、この3年間新型コロナウイルスの影響を大きく受けながらの学校生活を送ってきました。行事の中止や変更、縮小など、我慢を強いられることも多くありました。しかし、学級や学年、他学年の仲間とともに、できることに精一杯取り組み、大きく成長することができました。
 様々な思いを胸に臨んだ卒業証書授与式。卒業生は、証書授与や合唱、別れの言葉など、堂々とした態度で臨んでくれました。また、在校生もそれに応えるような立派な姿で「感謝」の気持ちを伝え、会場にいた全ての人を感動の渦に巻き込む素晴らしい卒業証書授与式となりました。
















「新入生体験入学」 

 2月21日(火)に、新入生体験入学がありました。体育館に集まると、5年生のお兄さんやお姉さんが優しく声をかけ、6つのグループに分かれました。その後、5年生のお兄さんやお姉さんに連れられて、運動や学習の体験をしました。どの子どもたちも先生の話をよく聞きながら、楽しく体験をすることができました。保護者は別室で、1年生の学習内容や学用品などの説明を聞きました。
 来年度、1年生が入学してくることを、みんなとても楽しみにしています。
















「待ちに待った校外学習」 

 2月17日(金)に、5年生がトヨタ自動車工場に行きました。新型コロナウイルスの影響で、11月から延期になっていたことや、宿泊体験学習も中止となったこともあり、ようやく実現した校外での学習となりました。
 組み立て工場の見学では、少しずつ完成に近づいていく自動車に感動し、思わず声を上げる児童もいました。自動車工場で働く人たちの工夫や努力について、自分の目や耳で確かめ、理解を深めることができました。また、ビオトープの見学では、環境に配慮しながら自動車を生産していることにも改めて気付くことができました。
「実際に見るとより理解ができた」「学校の授業と関連付けて見学できた」など、待ちに待った校外学習がより充実したものとなり、満足感いっぱいで終えることができました。
















「スポーツイベント」 

 2月14、16、17日の昼休みに、中学部の体育委員が企画したスポーツイベントを開催しました。このスポーツイベントでは、小1~6年生の縦割り班に中学生が合流してドッジボールを行いました。中学生は下投げというルールの中、どんどん前に出てきてプレーする子、逃げ回る子、自分が取ったボールを譲ってあげる子、コートの端っこに気づかれないように佇む子、中には、低学年の的になってくれた中学生もいました。広州の大地にボールと笑顔が飛び交い、小学1年生から中学3年生までみんなが楽しく過ごすことができた時間となました。
















「避難訓練(地震)」 

 2月14日(火)には、地震を想定した避難訓練を行いました。「自分で自分の命を守る」、「おかしも」の合言葉を意識しながら、全校児童生徒が訓練に取り組みました。
 在広州日本国総領事館の領事に来校を依頼し、広州は日本よりも地震の回数は少ないですが、いつどのような状況で起きるか分からないことや、家族と連絡がつかない場合も想定して、日頃から危機管理意識をもつことの大切さについてなどをご指導をいただきました。
















「親子で卒業を祝う会」 

 2月11日(土)の午後、小学部6年生が親子で卒業を祝う時間を過ごしました。
さまざまな状況を乗り越えて広州で出会った友だちとの時間は、残り18日です。6年生たちは、現在でも、日々の学習の他、さまざまな活動において先頭に立って頑張ってくれています。これまでの子どもたちの成長を支えてくださった保護者と共に笑い、考え、そして、飛躍となったこの1年間を振り返り、楽しい時間を過ごしました。
















「授業参観で笑顔いっぱい」 

 2月11日(土)には、授業参観が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、保護者に参観いただく多くの行事などが縮小されたり、中止になったりしました。保護者にとっては、子どもたちの頑張りを直接見ていただく機会が少なかったこともあり、今回はたくさんの保護者やご家族の皆様にご来校いただきました。子どもたちは、これまでの学習のまとめを発表したり、保護者に思いを伝えたりして、1年間の成長を表していました。保護者に見ていただきながらの授業は、恥ずかしさを見せながらも、とてもうれしそうでした。
















「読書を進めるニューアイテム『ほーやんしおり』」 

 2月6日(月)~10日(金)に、図書委員会の読書推進イベントを行いました。内容は、図書委員会が作成したクイズを解いて図書室で提出すると、学校キャラクター「ほーやん」のしおりがもらえるというものです。しおりも図書委員会の児童生徒が作成しました。
 このイベントには、「普段あまり図書室を利用しない人にも足を運んでもらい、本に興味を持って欲しい」「『ほーやんしおり』を使って積極的に読書して欲しい」という図書委員会の思いが込められています。
 5日間のイベントには、約200人以上が参加し、いつもは静かな図書室がたくさんの人で賑わいました。受け取ったしおりを片手に、嬉しそうな表情で教室へ戻る児童生徒の姿が印象的でした。
 これからも「ほーやん」と共に読書活動を更に進め、素敵な本との出会いを大切にできる広州日本人学校を目指します。
















「昼休みも元気いっぱい」 

 立春を過ぎたこの時期は、昼休みの陽気も心地よく感じられます。そのような季節を迎えた本校の昼休みには、たくさんの子どもたちが校庭や各広場で体を動かしています。体力向上の取り組みで行っている「大縄チャレンジ」や「中国一周マラソン」「ロープウェイバトン」、その他にも、ドッヂボールやサッカー、鬼ごっこ、鉄棒などで楽しむ子どもたちが、各場所で溢れています。友だちと遊ぶことができる時間は、子どもたちにとっては宝の時間です。広州でできた友だちとかけがえのない時間を過ごす子どもたちは、元気いっぱいです。
















「避難訓練(不審者侵入)」「引き渡し訓練」 

 1月17日は、避難訓練を行いました。本校は、今年度9回の避難訓練を計画しており、今回は8回目となりました。不審者の侵入を想定した避難訓練は、今回で3回目となります。身の安全を確保する一次避難、避難場所に移動する二次避難は、とてもスムーズに行うことができました。また、その後に行った引き渡し訓練は、保護者の協力を得ながら、各バスストップで保護者と児童生徒の名前を確認しながら、一人一人引き渡しました。
















「身体測定で成長を確認」 

 1月16日(月)から、小学部児童の身体測定が行われました。この身体測定は、毎学期の始めに行われているもので、今年度は3回目の身体測定となりました。
 身体測定の前には、養護教諭から保健指導が行われました。低学年には体の成長だけでなく、待つときの姿勢や挨拶の仕方など、目に見えないことも大きく成長していることを指導しました。また、中学年は男女で体の成長が異なっていること。高学年はさらに、男女での成長スピードが異なり、体つきも大きく変わってきていること。そして、それぞれ成長の早さやタイミングは異なることを指導しました。目に見える体の成長と目に見えない心身の成長を自分で再認識する時間になりました。

















「待望の学校再開」 

 1月11日(水)は、待望の学校再開の日になりました。約2か月間、32日間に渡る配信学習・オンライン学習を経てこの日を迎えることができました。次々と到着するスクールバスには、子供たちの笑顔が溢れていました。たくさんの荷物を抱え、少し背が伸びた子どもたちには、頑張ろうとする気持ちが感じられました。事務室には、ノートを購入する子どもが列を作っていました。学校に、子どもたちの声が帰ってきました。友だちと一緒の楽しい学校生活が再開しました。















「オンラインで始業式」 

 2023年の新しい年が明けました。冬休みも終え、1月5日から3学期がスタートになりました。今学期の始業式はオンライン形式となり、最初に担任の先生と画面越しにつながると、新年のあいさつが飛び交いました。画面に映る子どもたちの笑顔は、とても晴れやかで、仲間同士が声を掛け合うことでより温かな気持ちになりました。
 オンライン始業式では、3人の児童生徒がそれぞれの思いを込めて3学期の目標を発表しました。そして、校長先生からは、「3学期はとても短い学期です。一年間で一番最後の学期です。しっかりと目標をもって過ごしてください。登校できるまでもうしばらくの間、オンライン学習を頑張りましょう。」とお話がありました。
 それぞれの子どもたちが、それぞれの思いを持ち、頑張っていこうとする気持ちを固めた時間になりました。
















「2学期オンライン終業式」 

 12月23日(金)の2学期終業式も、オンラインで行いました。各クラスでTeamsを繋ぎ、担任の先生がロイロノートの動画の画面を共有して、代表児童生徒の言葉と校長先生のお話を聞きました。代表児童生徒の言葉の中には、「休校となったことでお友だちと会えない寂しさや不安な気持ちもありましたが、Teamsで顔を合わせられるようになり、うれしい気持ちになりました。」という発表や、「広州での経験を生かして、日本でも頑張りたい。」という気持ちを発表してくれた子もいました。
 放課後には、保護者にあゆみの受け渡しを行いました。登校が叶わないため、校内に特設会場を設置し、そこで受け渡しをさせていただきました。この受け渡しは、年明けまで行われました。保護者の皆様、ご協力本当にありがとうございました。
 オンライン終業式という今までになかった方法での締めくくりとなりましたが、子どもたちとともに、締めくくりの時間を共有でき、無事に冬休みを迎えることができました。3学期、少しでも早い時期に子どもたちが登校する姿を見られることを心から祈っています。

















「予餞会 ~感謝と励ましの会~」 

 12月2日(金)。中学部3年生の予餞会を行いました。体育館で全校児童生徒による予餞会を計画していましたが、休校が続いていることから、オンラインでの行事開催となりました。中学部3年生は、これから日本に一時帰国して入試本番までの時間を過ごす生徒が大半を占め、その多くの生徒は、卒業式にも戻ることができない状況です。このことから、中学部3年生にとっての今の時期は、全員がそろって学校で学ぶことができる最後の時間になっています。生徒たちは画面上に全員の顔をそろえ、校長先生から在学証明書と記念品を授与されました。3年生一人一人からは、感謝の言葉と今後に向けた抱負が語られました。そして、児童生徒会代表の中学部2年生の生徒からは、これまでの感謝と入試に向かう励ましの言葉が語られました。校内では、校長室に入りきれなかった先生も含め、全教職員で中学部3年生を見守りました。小学部1年生から中学部2年生の児童生徒たちは、登校してから録画を視聴します。

















「情報端末の貸与」 

 12月1日(木)。情報端末の貸与を行いました。休校によるオンライン授業の終わりが見えない中、多くの家庭で配信される学習課題への対応に苦慮いただいていました。納入業者の協力も得ながら、やっと100人を超える子どもたちに情報端末の貸与ができました。これにより、複数クラスの双方向型オンライン学習が同時にできるようになりました。ロイロノートによる配信学習とTeamsを使った双方向型オンライン学習の双方を駆使し、子どもたちの学びがより解り易く深い学びにつながるようにしていきます。

















「休校中の配信学習」 

 11月10日(木)。広州市内の新型コロナウイルス防疫体制が強いものとなり、突然の休校となりました。これにより、翌日の11日(金)からは、配信学習が始まりました。担任の先生や専科の先生などからは、子どもたちに向けて午前と午後に各教科15分の自作動画が配信され、それをもとに、各家庭で学習しました。子どもたちは、ロイロノートで学習の取り組みを提出し、担当の先生と学びのキャッチボールを行っています。11月25日(金)からは、Teamsを使った双方向型オンライン学習も導入し、子どもたちと顔を合わせた学習も併用し始めました。子どもたちの様子と学びの高まりを確認しながら、この休校期間中も子どもたちの学びを止めることが無いようにしています。

















「茶道体験」 

 10月18日(火)の5、6時間目に、裏千家茶道の講師の先生をお招きし、小学部6年生が茶道体験を行いました。
 「室町文化を体験してレポートを書こう」と題した学習は、事前学習を経て、当日の体験活動を迎えました。体験を通して実感することを目的とし、茶道の作法や、心構えについてなどのご講話をいただきました。特に、茶室の床の間に掛けられた「和敬清寂」の意味、お茶をいただく作法一つ一つに意味があることには、児童たちが驚いていました。お茶をいただく際には、少しかしこまりながらも、飲み終わるとおいしい!と言って笑顔が見られました。和菓子の甘さとお茶の苦さの対比が、体感できました。
 日本に伝わる伝統文化を中国で体験しました。自分たちの日本を見直す機会になったとともに、社会科の学習を深める機会にもなりました。これからも「つながり」を生かした学習を推進していきます。

















「保育実習」 

 10月17日(月)は、中学部3年生が保育実習を行いました
 これまで家庭科の授業では、幼児の成長について学習をしてきました。この学習をより深めるために、オイスカ日本語幼稚園の多大なご協力をいただいて、保育実習として2歳から5歳の園児たちと時間を過ごさせていただきました。
 実習前には、上手く接することができるか不安を感じている生徒もいましたが、幼稚園の先生方のサポートをいただきながら、笑顔で活動を終えることができました。
実習後の感想では、「想像していたよりも、園児自身でできることが多くてびっくりした。」「自分達で作ったおもちゃを組み合わせて、色々な遊び方を見つけてくれた。」などがあり、教科書だけでは学ぶことのできない、幼児の様子を体感できる貴重な経験になりました。

















「宿泊体験学習」 

 中学部1年生は、10/13(木)、14(金)に広州市内で宿泊体験学習を行いました。スローガンは、「Enjoy・Study・ Safety」の頭文字を取り、「E・S・S」とし、白水寨登山、ドラゴンフルーツ狩り、科学館の体験などを通して、広州市の自然や、科学技術などについても改めて学ぶことができました。
 当日は天気にも恵まれ、クラスや班で協力し、楽しく学びながら、安全に2日間の行程を終えることができました。中学部1年生として、今回の宿泊体験学習で得たことや感じたことを、これからの学校行事や日々の生活に活かしていきたいと思います。

















「中学部 生徒会選挙」 

 9月28日(水)6校時には、中学部の生徒会役員選挙立会演説会が行われました。中2からは会長1名、副会長1名が、中1からは副会長1名、書記1名が選出されます。どの立候補者も広州日本人学校をさらに良くしたい、児童生徒一人一人が楽しいと思える学校にしたいという具体的な公約を掲げ、堂々と演説をすることができました。
 その後、10月18日(火)の朝集会には、新生徒会役員の4名に校長先生より認証状が手渡されました。これから生徒会役員を中心に、様々な活動を通してより良い広州日本人学校の創造を目指して頑張っていきましょう。

















「小学部3年生 校外学習」 

 小学部3年生は、9月26日に広州東駅に隣接しているイオンへ見学に行ってきました。
 社会科では、「店ではたらく人」という学習をしています。今回は、「お店で働く人の工夫を見つけよう!」という目的で訪問・見学をさせていただきました。
 子供たちは、お店の方のお話を興味津々に聞いてメモを取ったり、質問をしたりしていました。また、開店前の住居余暇部を見学させていただいたり、お店の入り口に立って開店のあいさつを経験させていただいたり、果物やお菓子の量り売りの計量を体験させていただいたりしました。学校で使うものを買ってくる「買い物体験」では、班の仲間で協力して商品の場所を探し、予算内でいくつ買えるか計算していました。目当ての商品が見当たらなかった班は、お店の人に中国語を使って聞くことができました。
「イオン」の名前の由来は、ラテン語の「アイオーン(永遠)」からきているそうです。今回の見学を通して、お客さんの幸せが永遠に続くように、安全安心に楽しく買いものができる工夫をたくさん見つけてきました。今後は、まとめの新聞を作っていきます。お礼の手紙もイオンへ届けます。

















「中学部2年生 修学旅行」 

 中学部2年生は、「清く、正しく、美しく~Study of Xi’an~」というスローガンを掲げ、9月21日(水)から23日(金)まで、西安へ修学旅行に行ってきました。新型コロナウイルス感染症の影響で、実施できるかどうか危ぶまれましたが、幸運にも、西安が私たちを呼び入れてくれました。
 西安で訪れたそれぞれの場所は、他の観光客の数も少なく、ゆっくり見聞することができました。1日目は、大雁塔や青龍寺、回族街を巡り、2日目は、兵馬俑、華清池、興慶宮公園を巡りました。最終日である3日目は、西安城壁を徒歩で散策しました。
 生徒たちは、修学旅行に向けて、日本(東京)と西安の違いについて、調べ学習に取り組んできました。現地ガイドさんの説明を聞きながら、より学びを深めることができたようです。学習面ももちろんですが、行動面でも数多くのことを学びました。今回の修学旅行を通して学んだことは、これからの学校生活で活きるものにしていきたいと思います。


















「第2回授業参観及び保護者会」 

 9月3日(土)に、授業参観及び保護者会を行いました。
 今回の授業参観では、国語や算数以外にも体育や図工、音楽などの授業を参観していただくものとなり、児童生徒ののびのびと学習に取り組む様子を見ていただけたものと思います。しかし、中には保護者の方の前での発表となり、普段よりも緊張している児童生徒の様子もみられました。とはいえ、どの授業も、これまでの学習で積み重ねてきた成果を見ていただくことができ、児童生徒のうれしそうな笑顔があふれる授業参観になりました。休み時間には、教室や廊下に展示したり掲示したりしてある児童生徒の作品も見ていただき、楽しそうに親子で会話する姿も見られました。
 各家庭1人の来校という感染症対策の中、学校で頑張っている児童生徒の様子を保護者に観ていただけたことは、とても意義深いものと思っています。今後も、児童生徒の輝く瞳を育ててまいりますので、更なるご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。













「2学期始業式」 

 澄み切った青空が広がる8月22日(月)。2学期始業式を行いました。始業式では、児童生徒代表の3名が2学期の目標について発表しました。発表の中では、「じっくり考えること」「最後までやりきること」「学校の中心として責任を持って行うこと」など、明確な目標を立て、堂々とした姿で自分の目標を話していました。
 久しぶりに友達と会う嬉しさや新しい友達との出会いで、どの教室からも笑顔と元気な声が聞こえてきました。夏季休暇を終えて体の成長が見られる子供達も多くいました。
 2学期は、一年間の学校生活の中でも一番長い期間です。学校行事や学年行事なども予定されています。行事や学校生活を通して、一回りも二回りも心と体の成長が見られることを楽しみにしています。
















「避難訓練(通学バス)」 

 7月26日(月)、避難訓練を実施しました。今回は、通学バス乗車中に緊急でバスから降りなくてはいけなくなったことを想定し、教員がいない中で児童生徒が素早く安全に避難できることを目的としたものです。
 訓練開始と同時に運転手が後方ドアを開け、児童生徒が降り始めました。バスリーダーが人員点呼をして、安全を確認しました。その後、再度バスに乗車し、バス担当の先生とともに避難訓練を振り返りました。
 暑い中での避難訓練でしたが、慌てることなく、運転手さんやバスマザーさんの指示をよく聞きながら、緊張感をもって取り組んでいる姿が見られました。日頃より様々な場合を想定して避難訓練に取り組むことで、非常時にも冷静に対処できるように、今後も指導してまいります。
















「中学部スポーツ大会」 

 7月22日(金)に、中学部スポーツ大会を行いました。今回の種目はドッジボール。生徒会が中心となって企画・進行をしました。前半はA~Cチームの学年混合チーム対決、後半は中1・中3対中2の対決でした。先生たちも助っ人として一緒に参加しました。
 ドッジボールは、誰でも楽しめて、熱気が高まるスポーツです。対戦中の人も観戦してる人も一緒に応援をして、とても盛り上がりました。ナイスキャッチの時や、ナイスプレーの時には、自然とみんなが拍手をして、「おお~!!」「がんばれ!」「ナイス!」と応援の言葉が飛び交っていました。














「職場体験学習」 

 7月14日(木)と15日(金)。中学部3年生が職場体験学習を行いました。今年度も「广州日航酒店」「广汽本田汽車有限公司」「みずほ銀行広州支店」でお世話になり、充実した学びの多い学習をさせていただきました。二日間の学習を終えて帰ってきた生徒たちは、これまで見てきた様子とは違い、少し大人びた表情をしていました。帰ってきた生徒たちは、口々に「本当に勉強になった」「充実した二日間だった」「あのような人になりたい」と言っていました。このような素晴らしい機会を与えてくださいました各事業所の皆様をはじめ、多くの方々に感謝致します。














「音楽発表会」 

 7月8日(金)に「音楽発表会」を行いました。
 1年生は「だれにだっておたんじょうび~だいすき♡1年生バージョン」、2年生は「メッセージ~JSGきらきらバージョン~」、3年生は「気球サンフラワー号に乗ってどこまでも」、4年生は「いつだって」、5年生は「Believe」、6年生は「いのちの歌」。そして、中学部は「未来への旅」と「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~」の2曲、音楽部は「勇気100%」を披露しました。
 この発表会までは、学年やクラスの中でお互いの声を聴き合って練習し、感想や意見を交流しながら練習してきました。翌日は保護者の皆様に聴いていただく予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため急遽中止となり、動画配信で観ていただくことになりました。本当に残念でした。
 この行事を通して、歌うことや発表することに自信をもてるようになり、今後の学習にも活躍できる場面が増えることを期待しています。






























第1回校内授業研究会 

 6月21日(火)。第一回校内授業研究会を行いました。
 今年度の本校の研究主題は、「自ら学び、個性豊かに国際社会に生きる子どもの育成 ~9年間を見据えた学習指導の工夫と教師力の向上を通して~」です。これを基に、中学部3年生の「主体的に学習する生徒の姿」を生かした授業を展開しました。
 授業は、生卵とゆで卵の回転運動の違いについて考察するものでした。これは厳密にいうと高等学校における「慣性モーメント」の考え方にもつながる内容でした。さらに、エネルギーという考え方においても直感的に捉えられ、中高接続に適した内容でした。生徒たちの素朴な疑問が学習へとつながる授業でした。














「水泳学習がスタート」 

 本校では、6月13日(月)~9月3日(土)の期間、体育の学習で水泳を行っています。本校には、室内に小プールと大プールがあることから、広州の気温や強い日差しを心配しなくても水泳学習を行うことができます。
 水泳学習は、学年合同で行います。現在の水温が27℃前後であることや日本の水泳学習より長く学習できることもあり、子どもたちの泳力は高いです。もちろん、苦手な子もいます。そこで、それぞれの子に合った目標を検定表として示し、各自が目標をもって取り組めるようにしています。系統的な指導の下、どの子も目標を持ち、輝きを放ちながら頑張っています。
















「第一回華聯大学交流会」 

 6月17日(水)の5、6時間目、中学部の生徒たちが華聯大学の学生たちとオンラインで交流会を行いました。
 今回の交流会では、学年ごとに各グループに分かれて、日本語学科の学生と自己紹介交流を中国語と英語で行った後、テーマ交流を英語と日本語で行いました。華聯大学の学生は「どうして日本語を学んでいるのか」について、本校の生徒は「広州に住んでみて感じた日本との違い」について話しました。
 直接顔を合わせての交流ではないことから、いろいろと考えて入念に事前準備をしてきましたが、外国語で交流することやオンラインで伝えることが想像以上に難しいと感じた生徒が多かったようです。しかし、現地の方と話ができ、話題を共有できたことはとても意義深いことであり、貴重な時間になりました。
 今年度は、12月にも交流会を実施する予定です。次回は、ぜひ直接会ってお話してみたいです。














「虫捕り」 

 5月24日(火)に小学部1年生と2年生で生活科「むしさがしをしよう」の校外学習を行いました。5月中旬には、同じ小学部1年生と2年生で学校探検をしました。今回は2回目の交流学習ということで、1年生も2年生も楽しみにしていました。
 学校の外に出ると、どきどき、わくわくが止まらない1年生。少し緊張気味でも一生懸命1年生を引っ張ろうとする2年生。「虫さんの気持ちになって捕まえよう」などの学習のめあてをもって、虫探しに夢中になっていました。虫を見つけると、「先生見てください!」「こんなところにも虫がいます。」という声が上がり、前向きに取り組もうとする姿をきらきら輝かせていました。
















「クラブスタート」 

 5月18日には、第1回のクラブ活動がありました。
 年度は、卓球クラブ、バトミントンクラブ、ハンドメイドクラブ、アートクラブ、アウトドアスポーツクラブ、インドアスポーツクラブの6つのクラブがあります。今回は、第1回目の活動ということで、自己紹介をしてから、部長、副部長を決めました。部長、副部長に率先して立候補する6年生も多く、クラブに対する意識の高さが感じられました。また、一年間の計画を話し合う時も6年生が中心になって、計画を立案しました。積極的に発言をする仲間の姿は、とても立派で頼もしかったです。
 次回からは、実際に活動していきます。互いに協力し合い、よりよいクラブをつくっていきましょう。これからの活動が楽しみですね。
















「小学部1年生を迎える会」 

 5月18日(水)に「小学部1年生を迎える会」が行われました。コロナ対策により、全校児童での開催はかなわず、1年生と6年生の2つの学年のみでの交流となりました。しかし、2年生から5年生の児童は、事前にそれぞれのプレゼントを用意して1年生に渡したり、体育館への入場の花道を作ったりして、小学部全児童で会をつくり上げました。1年生は、休み時間や朝の時間にお兄さんやお姉さんから様々なプレゼントを受け取り、とても嬉しそうでした。校歌の歌詞が書かれたポスターや、学校の地図、交流会に首からかけていけるメダル等、どのプレゼントも素敵で気持ちがこもったものでした。
 当日は、6年生のお兄さんやお姉さんとゲームやクイズをして遊んだ後、1年生からお礼のダンスを披露しました。温かさに満ちた歓迎を受けた1年生の顔には、ちょっぴり照れくさそうな、でも嬉しそうな素敵な笑顔が広がっていました。

     














きらきら頑張る! 第1回 授業参観・懇談会・学校保護者会 

 5月14日(土)、たくさんの保護者・ご家族の皆様をお迎えして、今年度最初の授業参観・懇談会並びに学校保護者会を行いました。保護者・ご家族の皆様には、新学期が始まり、新入学の小学部1年生、1学年進級したお子様の学習の様子を参観していただきました。子どもたちも、本年度第1回目の授業参観のため、少し緊張気味の様子でした。その中でも、一生懸命に頑張るぞと取り組む子どもたちの姿は、きらきらと輝いて見えました。学校保護者会では、今年度の学校経営方針について、また、懇談会においては、各学年や学級の今年度の目標や計画について説明しました。今年度もコロナウイルス感染防止へのご理解と協力をいただきながら、指導してまいりますのでよろしくお願い致します。


















「入学を祝う会」 

 5月10日(火)に「入学を祝う会」を行いました。4月に新年度がスタートしたものの、広州市内の新型コロナ感染症の防疫対策により登校できなくなり、入学式を行うことができませんでした。登校できるようになってから、すぐにでも「新入学」という人生の節目を迎えさせたいという思いで、保護者の参列人数や会場となった体育館フロアの人数を制限したりして行いました。
 子どもたちは、この日のために用意した服で臨み、いつもと違った雰囲気に驚きつつも、たくさんの人からのお祝いを受けました。会の中では、一人ひとりの呼名がありました。どの子どもも、これからの決意を表しているかのように素晴らしい返事をすることができました。
 小学部1年生、中学部1年生として、スタートとなる思い出に残る日になりました。
















「部活動体験」スタート 

 5月から部活動の体験入部が始まりました。
 中学部1年生にとっては、初めての部活動となります。これまで取り組んできた小学部のクラブ活動とは違い、生徒たちが自分たちで練習メニューを考えたり、後輩の指導をしたりします。そして、その先輩の姿を見て、後輩がまたそれを受け継いでいくのが部活動です。この部活動では、、体力を高めたり技術の向上を図るだけでなく、学年を越えた集団がまとまることや、先輩と後輩との交流などを経験することで、さまざまなことを学んで欲しいと思います。
 6月からは、本入部となります。3年間継続して行う部活動になることから、自分の意志で「心からやりたい」と思える部活動を選び、有意義な中学生生活を送って欲しいと思います。


















小学部1年生が初登校 

 広州日本人学校でのスタートを楽しみにしていた小学部1年生が、4月25日に初登校しました。突然の休校措置により登校ができなくなり、まだかまだかと待ち続けての夢が実現しました。初めてのスクールバス。初めての下駄箱。初めての教室。初めての教室でのお弁当。何もかもが初めてのことでした。優しい6年生のお兄さんやお姉さんに手を引かれ、夢いっぱい、胸いっぱいの学校生活をスタートした小学部1年生。いよいよ、広州日本人学校の仲間入りです。一緒に頑張りましょう。













中学部が登校を開始 

 4月20日。中学部の登校が可能になり、学校に生徒たちの声が帰ってきました。 9日遅れの登校初日となった生徒たちは、久々に会う友だちと笑みを交わし、新しい教室での生活をスタートさせていました。また、「入学おめでとう」の掲示物と共に入学式に寄せられた祝電に目を向ける生徒の姿も見られました。早速、授業もスタートしました。中学部1年生の教室では、学習ガイダンスが行われ、生徒たちの緊張感と頑張ろうとする意気込みで張り詰めた雰囲気が感じられました。













教科書給与で新しい学年を実感 

 4月15日。広州市政府により広州市内の全ての小中学校が休校措置となっている中、保護者の協力をいただいて教科書を給与しました。教科書は、児童生徒にとって大切なものです。その大切な教科書をできるだけ早く児童生徒に給与し、新しい学年になった気持ちの高揚と配信学習の不安を払拭して欲しいとの願いから、教科書や副教材、年度初めのお手紙などを保護者に学校まで取りに来ていただきました。
 持ち帰っていただいた教科書などは各家庭で児童生徒に手渡され、児童生徒は新しい学年のスタートを実感していた様子でした。













令和4年度始業式と授業スタート 

 令和4年度がスタートしました。今年度は、児童生徒たちが楽しみにしていたクラス発表や始業式、友だちと会うことなどができず、今年度のスタートを自宅で迎えました。
 始業式は、校長先生のお話の動画と共に児童生徒代表の作文が発表されました。校長先生からは、「3つの大切なこと」「気を付けて欲しいこと」「担任の先生の発表」のお話がありました。新たに頑張ろうという気持ちで、お話が聞けたことと思います。
 その後は、担任の先生による学級活動。そして、授業へと続きました。各先生方が作成して配信する動画を基に、各家庭の子どもたちと先生方とのキャッチボールが始まりました。ひとり一人の気持ちや考え方がロイロノートを使って行き来し、今年度の授業が始まりました。













令和3年度修了式・離任式 

 令和4年3月10日、一年の締めくくりとなる修了式、そして、帰任される先生方の離任式が行われました。
 修了式では、各学年の代表者が登壇し、校長先生から修了証書をいただきました。そして、3名の代表の子ども達が登壇し、自分の1年間を振り返った発表をしました。子ども達の顔は、清々しく晴れやかな表情でした。校長先生は、「コロナウイルスにより多くの学校が休校したりオンライン授業に変わったりしたが、広州日本人学校は1日の臨時休校のみで無事に教育活動を終えることができた。みんなはよりよく成長できた。」とお話されました。
 修了式が終わると、離任式が始まりました。今年度は9名の先生が日本へ帰国します。それぞれの先生方から広州日本人学校に対する熱い思いが語られました。最後の校歌斉唱では、全校のみんなが感謝の気持ちを込めて歌いました。目に涙を浮かべながら、今年度最後の校歌を大合唱しました。















卒業証書授与式 

 3月9日。小学部27名、中学部12名の卒業証書授与式が本校体育館で行われました。
 今日を迎えるまでには、本人の頑張りと共に、保護者のご支援はとても大きかったことは言うまでもありません。特に、中学部においては、受験のために日本へ帰国する仲間が多かったことから、3学期は2名でのスタートになりました。こうした状況でも、4月からの高校生活を見据えて、「当たり前のことが当たり前にできる」を大切にしながら学校生活を送ることができました。
 当日は在広州日本国総領事館総領事の亀井啓次様、広州日本商工会会長の菅野達志様他ご来賓の方々にご参列いただき、厳粛な中、儀式が執り行われました。校長から一人一人に手渡された卒業証書を手にした卒業生たちの顔には、喜びとこれからの生活への期待に満ちた表情が見られました。そして、答辞において「支えてくれた全ての人への感謝」「それぞれの場所で卒業式を迎えた仲間への感謝」を伝え、39名の子どもたちが巣立ちました。















小学部スポーツ大会 

 1月28日(金)、小学部スポーツ大会が行われました。
 小学部1年生~6年生が13チームの縦割り班に分かれて、ボール送りリレー、フラフープくぐりリレー、鬼ごっこ、長縄八の字跳び、猛獣狩りの5つのレクリエーションゲームをしました。どのゲームもとても楽しいものでしたが、中でも、サングラスをかけた先生達がハンター(鬼)となり行った鬼ごっこは、楽しい奇声が上がり、とても盛り上がりました。また、心地よい汗をかいて、スポーツの楽しさを味わうことができました。
 このスポーツ大会を通じて、全校児童がふれ合いを深めると共に、より温かい人間関係を育てることができました。
















3学期始業式 

 1月6日(木)、3学期始業式が行われました。
 始業式では、3名の児童生徒が「長縄跳びをクラスで2,000回跳びたい」「テスト勉強や生徒会活動をがんばる」「新天地で自分から友だちをたくさんつくる」と3学期の目標を発表しました。その後の校長先生の話では、「いじめは絶対に許さない」「困ったことがあれば先生に相談してください」というお話がありました。最後には、応募した作品が優れた成績を収めた人たちに賞状が授与されました。
 3学期は、41日間という1年で最も短い学期となります。41日間の期間の中で児童生徒たちが次の学年にステップアップできるように、最後までいろいろな経験を通して活動して欲しいと思います。進級する時には、また一回りも二回りも大きく成長している姿が見られることを期待しています。















2学期終業式 

 12月24日(金)、2学期終業式が行われました。
 この2学期は、中学部2年の修学旅行(北京市)やJSG秋フェス、運動会、小学部各学年の校外学習などが行われました。コロナウイルスの影響で計画していた実施時期がずれることはあったものの、これらの行事を滞りなく行うことができました。
 各行事を通して、一歩も二歩も、子ども達は成長することができたと思います。終業式での代表の言葉においては、成長できた自分自身のことや3学期に向けての抱負を話してくれました。日本に本帰国する子は、広州日本人学校の友だちや先生への感謝の言葉も織り交ぜて、しっかり発表することができました。
 冬休み明けの令和4年、3学期始業式で再び子どもたちと会うことを楽しみにしています。















中学部3年生を送る会 

 中学部では、12月15日(水)に「中学部3年生を送る会」を実施しました。実行委員と生徒会が中心となり、思い出に残る時間を創り上げました。○×クイズ大会では、歴史や一般常識、学校にまつわる問いに苦戦しながらも、「正解は○○です!」の度に会場は盛り上がりました。古今東西ゲームでは、学年対抗でお題に関連するワードをいくつ言えるか数を競いました。最初は歯切れよく出てくるワードも、後半は珍回答あり、迷解答ありで笑いを誘いました。勝ったのはもちろん…3年生でした。その後は、1・2年生から3年生へ合唱「エール」を届けました。最後には、3年生からのサプライズプレゼントがありました。中学校生活を振り返り、リズムに乗せて思い出のメッセージを一人一人語り、歌「天の弱」を1・2年生へ届けました。すでに帰国している仲間の思いも込められ、充実した気持ちが歌う表情に溢れていました。
 新しい世界へ踏み出す中学部3年生の皆さん。未来には希望があります! 広州日本人学校一同、応援しています!
















小学部5年生 校外学習(小学部) 

 12月7日(火)、小学部5年生がトヨタ自動車工場に校外学習に行ってきました。
 5年生は社会科で工業について学びます。学校内の授業では、日本の自動車産業についてや日本の自動車産業が高い技術力を誇ること、これからの自動車開発について学びました。そのうえで実際に海外の自動車工場の生産現場を見ることができ、それまで知識のみだった内容について、実感を伴った理解へと深めることができました。また、現地生産の良さや、実際に最前線で働いている方のお話を伺うことができ、広州や中国における自動車産業に興味関心を高めることができた校外学習となりました。
 广汽丰田汽车有限公司の皆様には多大なご協力をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
















「東風東路小学との交流」(小学部) 

 12月3日(金)に東風東路小学との交流をオンラインで行いました。「日本人学校のことや遊びなどの日本文化を紹介しながら交流する」「中国語やジェスチャーなどで進んでコミュニケーションを図る」というねらいのもと、毎年交流を続けています。例年、相手校に実際に行き、対面での形で交流を行っていました。しかし、感染症対策ということで昨年度同様、今年度も同じ学年同士でオンライン交流をしました。
 広州日本人学校からは、歌・ダンスやこれまで学習してきたことの発表、日本文化の紹介などを行いました。毎週行われる中国語の授業で学んだことを生かし、実際に中国語を使用する姿も多く見られました。東風東路小学からは、歌・ダンスや学習してきたことの発表、学校の紹介などがありました。どの発表も工夫を凝らしたもので、お互いに「相手に伝えたい。」という熱意が伝わるものになっていました。
 どの学年も笑顔で挨拶をして、交流を終えることができました。子どもたちは、「オンラインだったけれど、中国のことをたくさん知ることができた。」「自分たちの発表を聞いて、相手が笑顔になってくれてうれしかった。」などと、大満足の感想を数多く聞くことができました。来年もすばらしい交流になるようにしていきます。
















華聯大学交流会 

 12月1日(水)の5、6時間目に、中学部で華聯大学交流会を行いました。新型コロナウイルスの影響のため、昨年度に続いてオンラインでの実施となりました。
 今回の交流会では、各グループに分かれて、日本語学科と英語学科の学生と交互に交流をしました。まず前半は、3か国語を使って自己紹介を、後半は、学校行事や部活動、日本の好きなアニメやドラマ、日本で流行しているものなどを日本語・英語を使って紹介しました。内容を紙に書いて見せたり、ロイロノートを使って、絵や写真をいれたりして相手に伝わる工夫をし、生徒たちは英語や中国語を駆使しながら、学生たちと交流を楽しんでいました。言語の力だけでなく、相手の表情や動作、言葉によく耳を傾けて、相手を理解しようとする姿勢も見られ、生徒たちのコミュニケーションの力も、交流会を通して一段と成長したように感じました。来年度は、ぜひ直接交流ができることを願っています。
















中学部1年生の宿泊学習 

 11月25,26日、中学部1年生は、深圳市へ宿泊学習に行ってきました。9月に実施予定だったのですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期となり、念願の実施となりました。
深圳市は、1980年の中国政府の経済特区の指定により、急速に経済成長を遂げた街です。事前学習を経た上で深圳市を訪れ、街の様子を肌で感じ、見ることができました。「百聞は一見に如かず」を体感できたのは、今後の人生においても大きな意味があると考えます。
帰校後は、この学習をまとめていきます。その発表会へ向けて、班の仲間と協力しながらさらに学びを深めていきたいと思います。
















「小学部4年生 校外学習」 

 11月19日(金)。子どもたちも教員も待ちに待った白雲山への校外学習。当日、天気は晴れ間が垣間見える曇り空。気温も山登りには最適の日でした。登りは急な階段を登ったため、子どもたちは息を切らし疲労が見られました。しかし、頂上付近の展望台から広州市内を眺めると疲れを忘れ、子どもたちは、持っているしおりにデッサンを始めました。細かく描写したり、見下ろした構図で描いたりして、それぞれの目に映った景色を思いのままに描いていました。その後、ピクニックシートを広げ楽しく昼食を取りました。下山する前にインコへの餌やりを体験しました。最初は怖がる子どももいましたが、次第に怖さよりも面白さが増し、時間を忘れ楽しむことができました。
 広州の秋を感じることができる、素晴らしい校外学習となりました。















小学部5年生 宿泊体験学習 

 11月11日(木)、12日(金)の2日間、小学部5年生が中山市へ宿泊体験学習に行ってきました。この宿泊体験学習では、中山記念館やKIRINビール工場の見学の他、中山菊城酒工場(クッキー作り)、旭景農業科技園(果物狩り)などを体験しました。
 当日は天候にも恵まれ、学年の児童41名全員で参加することができました。KTM~絆を深めよう~(協力して、楽しく、学ぼう)をスローガンに、一人ひとりが自分の役割に責任をもって行動し、各所見学や体験活動では、しおりの見学記録ページにぎっしり調べたことや聞いたことを記録しながら学びを深めることができました。
 そのような充実した活動の中でも児童が一番楽しみにしていたのは、ホテルでの時間だったようです。初めての宿泊学習は、終始笑顔で友だちとの時間を楽しんでいる様子が印象的でした。

















小学部1、2年生 校外学習 

 11月9日(火)、小学部1、2年生は正佳広場の水族館へ行ってきました。本校の小学部1、2年生は、隔年で広州動物園と水族館に行っており、今年度は水族館となりました。
 今回の校外学習では、2年生が中心になってグループ見学をしました。「ウミガメは何匹かな?」「最初に見た魚は何色だった?」と、見学が始まると先生たちから出されたクイズラリーに、どの班も熱心に取り組んでいました。一番大きな水槽では、タイミングよく水中ショーを見ることができ、じっくりと観覧することができました。普段お休みの日に家族で行ったことがあるけれど、学校の友だちや先生たちと行ったこと、班で話し合いながらよく見学できたことなど、改めて新鮮な気持ちで楽しんでいる姿がたくさん見られました。
 学校に帰ってからは、秋晴れの空の下、校庭でお弁当をみんなで一緒に食べました。食べ終わってからは交流活動として「ふえおに」で遊びました。1、2年生みんなで仲良く遊ぶこともでき、楽しい校外学習となりました。

















「小学部6年生 校外学習」 

 小学部6年生は、11月5日(金)に広州タワーと西漢南越王博物館に校外学習に行きました。広州タワーでは広州の今を、博物館では中国や広州の昔を知ることをテーマに学習しました。
 広州タワーでは、400m以上の上空に上り、20年前はほとんど何もなかったという話を聞いて、大開発がなされたことに思いをはせながら広州の大地とその景色を観察しました。また、下がガラスになっている所で写真を撮るなどして楽しみました。
西漢南越王博物館では、日本ではなかなか入れない王の墓の中まで見学し、昔の王の暮らしについて考えました。また、予めグループに分かれ、調べ学習を行いました。
学校に帰った後は、日本の文化と比べながら調べたことをまとめ、東風東路小学との交流会において、この校外学習で学んだことを中国語で発表しました。一連の学習により、昔を知り、今を知ることで、今の自分たちを知ることができました。














第二回 研究授業 

 9月28日(火)に、今年度第2回目の研究授業を小学部2年1組で行いました。単元名は、「せつめいのしかたに気をつけて読み、それをいかして書こう」でした。「対話する力」を伸ばすことを意識しながら、自分の書いた説明文を友達と読み合い、さらに良いものにしていくという学習活動を行いました。子どもたちは、話し手が知らせたいことや、自分が聞きたいことを集中して最後まで聞くことができていました。今後の学習では、この完成した説明文やこの学習過程で学んだ視点を生かして、さらに「対話する力」を育んでいきます。

















音楽集会 

 9月27日(火)、音楽集会がありました。
 前半は、全校で『少年時代』を合唱し、後半は5・6年生による同声二部合唱『大切なもの』の発表がありました。
 『少年時代』の合唱では、歌詞をはっきり歌うことや、一番や二番を歌い終わった後にあるハミングを全体で合わせて体育館中に響かせました。難しいリズムも丁寧にそろえ、夏の余韻を伝える合唱になりました。
 5・6年生の同声二部合唱「大切なもの」は、クラスごとに自分たちにとっての「大切なもの」とは何かについて、考えたものを大きな声で全体に語り掛けてくれました。そして、ソプラノとアルトのハーモニーをきれいに響かせて『大切なもの』を発表してくれました。メロディーに自分たちにとっての「大切なもの」を重ね合わせ、気持ちを込めた歌声が響く音楽集会となりました。

















「北京修学旅行」 

 9月14日(火)から17日(金)まで、中学部2年生全員が修学旅行で北京へ行ってきました。生徒達は、総合的な学習の時間において日本と広州、そして北京について調べ学習を重ねてきました。この4日間は、天気にも恵まれ、各所でのセキュリティ対策も旅行会社と密に連携をとっていたこともあり、大きな問題なく計画通りの日程を進めることができました。実際に体感した北京の大きさと重さと偉大さは、言葉では表せないほどでした。日本大使館へ訪問することもでき、大使館の役割や仕事についてのお話をうかがえたことも大変心に残ったようです。
 この修学旅行で五感を通して得たものを、日々の学校生活や今後の人生において生かしてほしいと願っています。さまざまな方々のご支援のもとで北京への修学旅行が実施できたことに、深く感謝致します。















「授業参観・保護者懇談会・JSG秋フェス」 

 9月4日(土)には、授業参観が行われました。どのクラスも、これまで継続して取り組んできた学習のまとめの発表やグループでの意見交換を通して学びを深めていく授業を行っていました。本校の授業の目標である「国際社会に生きる資質・能力を育む授業づくり」を基盤とした授業の中で、子どもが主体的に考え、発信し、熱心に学ぶ姿が見られました。多くの保護者の方々の参観、懇談会へのご参加ありがとうございました。
 午後は、JSG秋フェスが盛大に開催されました。先生からのプレゼントでは、先生方から歌のサプライズがあり、子どもたち全員でパプリカも踊りました。また、謎の手品師の登場、クイズ大会では学校に関する問題を○×クイズ方式で当て、熱い戦いが繰り広げられました。「校長先生は二重跳びを10回出来るか」という問題では、加藤校長先生が実際に挑戦し、会場を沸かせました。ラッキードローでは、協賛頂きました企業様より子どもたち全員へ素敵な商品をプレゼントしていただきました。PTA役員、おやじの会、クラス委員会、企業様の方々をはじめこの日の為に尽力して頂きましたこと、誠にありがとうございました。















「2学期始業式」 

 8月18日(水)。徹底した感染対策のもと、2学期が始まりました。始業式では、3名の児童生徒が「助け合って頑張りたい」「めあてをもって取り組みたい」「目標をもって取り組んでいきたい」と2学期の決意を表明してくれました。その後、養護教諭から生活を送る上での感染対策についての指導がありました。
 今学期は授業参観やJSG秋フェス、運動会、校外学習など行事が盛りだくさんです。様々な体験を経て、また一歩、児童生徒たちが成長することを期待しています。












「1学期終業式」 

 8月4日(水)、1学期終業式が行われました。5月下旬に広州市内でコロナウイルス感染が確認され、水泳学習の開始時期を延期させるなど、様々なことのあった1学期でした。しかし、「コロナウイルス感染拡大防止特別週間」を設けて徹底した感染対策を行い、学校を休校させることなく、小6修学旅行や中学部部活動等、児童生徒の活動を行うことができたことを嬉しく思います。終業式では、各行事を経て少したくましくなった児童生徒の顔を見ることができました。












部活動がスタート 

 中学部の生徒たちは、6月から部活動がスタートしました。昨年度は、部活動が休止になっていましたが、「部活をやりたい!」という生徒たちの強い願いもあり、さまざまな案件を乗り越えて、部活動を再開することができました。
 部活動は、3年生が中心となって、部活動紹介や活動方針を決めました。3年生は、先輩たちに教えてもらったことを、今度は自分たちが後輩にしてあげたい! という思いで、部活動を取りまとめていました。先輩たちの思いも後輩に伝わり、現在は水・木曜の週2回の部活動が、待ち遠しいようです。
 日本人学校で部活動ができる貴重な機会。生徒みんなのやる気をバスの方々や保護者が支えてくださっています。生徒が一生懸命に取り組み、汗を流している姿を見ていると、再開できて本当に良かったと思います。
















通学バスの避難訓練を行いました 

 7月29日(月)に通学バス乗車中の故障を想定した避難訓練を行いました。訓練が始まると児童生徒たちは、危機感を持ち、真剣な表情で適切に避難行動をしていました。バスリーダーやサブリーダーがしっかりと声をかけ、人員点呼、安否報告の責任をしっかり果たしていました。最後のふりかえりの時間では、「いつ何が起きても落ち着いて行動すること。」「自分の命は自分で守る。」「日頃から万が一に備え、あらゆる判断力を想定しておく必要がある。」などの確認をしました。そして、特に「訓練の時は毎回、真剣に緊張感をもって行うことが自分の命を守ることにつながります。」とういうお話がありました。
 児童生徒が普段何気に利用している通学バスの避難訓練を通して、児童生徒の安全に対する意識が高まる時間となりました。

















小学部6年生修学旅行 

 小学部6年生は、7月21日〜23日、肇慶、佛山に修学旅行に行きました。修学旅行では、「小学校最高の旅 〜高い壁を乗り越えて、仲間と絆を深めよう〜」をテーマに、硯博物館、七星岩、祖廟、陶器の里、逢簡水郷などを見学しました。説明してくださったガイドさんの話を一生懸命に聞く姿は、とても立派でした。夜には班長・実行委員会議によりその日の反省が真剣に話し合われ、次の日には反省を生かして声かけ合い改善する姿が見られました。学校に帰ってからは、総合の学習として、修学旅行先のパンフレットを作成し、参観日にはパンフレット説明会を開いて保護者の方に聞いていただきました。
 修学旅行を通して、中国と日本の文化の違いを知るだけでなく、共に3日間を過ごすことで思いやりや助け合いの心も育ったように思います。大きな成長が感じられた修学旅行となりました。























第1回 音楽集会 

 今年度最初の音楽集会が、7月20日(火)に実施されました。本来ならば、6月1日(火)の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期になっていました。
 第1回目は、全校で今月の歌「にじ」を合唱した後、小学部の3・4年生が「パフ」の演奏をしました。3年生はタンブリンとカスタネットを使い、4年生はリコーダーを使って、歌に合わせて演奏しました。
6月中は、音楽の授業に制限があったため、マスク着用の状態で歌の練習をしたり、リコーダーは吹くことが出来なかったので、音の確認をすることが難しかったです。そんな状況を乗り越えて、3・4年生の皆さんはしっかり練習に取り組み、本番をむかえ発表することができました。発表の後は、他学年からの心のこもったあたたかい拍手と感想をもらいました。



















「着任式」 

 7月19日には、稲垣美法先生が着任されました。
これまでの間、稲垣先生には、リモートで会議に関わったり、授業などを見たりしてて子どもたちのために頑張っていただいてきました。隔離期間中も朝の会などをリモートで行い、クラスの子どもたちの指導をしていました。そして、いよいよ、広州日本人学校に着任。子どもたちもこの日を、ずっと待っていました。広州日本人学校に着任できた喜びを全校児童生徒に伝え、大きな拍手を受けていました。稲垣先生の気持ちと全校児童生徒の気持ちが行き交う温かい時間になりました。












中学部3年生が職場体験学習へ 

 7月15日(木)・16日(金)の2日間、中学部3年生が職場体験学習を行いました。今年度は広汽本田様、みずほ銀行様、日航ホテル様の3つの企業様にご協力を頂きました。
 ホンダ自動車様では、工場の現場見学や振動検査やインパクト体験、ネジ締めテストなど体験型アクティビティを体験しました。みずほ銀行様では、札勘の技術を教えていただいたり、中信銀行へ見学に行き日本の銀行との違いなどを具体的に学びました。日航ホテル様では、ベッドメイクや飲茶づくり、パイナップルパン作りなど、身近であったホテルを支える様々な仕事や役割に触れ、視野を拡げました。
 コロナ禍で対外的な交流が難しい情勢の中、多くの方々のご理解とご協力で実施することができた職場体験学習。中学部3年生は今回の経験をこれからの生き方に大いに生かして欲しいと思います。























「今年度最初の研究授業」 

 6月4日(金)に、今年度最初の研究授業が3年2組で行われました。「対話する力」を伸ばすことを意識した特別活動(学級会)の授業で、議題は「みんなの心に残るようなお別れ会の遊びを決めよう」でした。子どもたちは、議題について提案理由を意識しながら、積極的に意見を出し合いました。賛成の理由を明確にしたり、友だちの考えと比べたりしながら発言する姿が見られました。今後も研究授業が行われます。授業の様子については、随時ロイロノートにアップしていきますのでご覧いただき、家庭での学習や支援のヒントにしていただきたいと思います。












「第2回避難訓練 引き渡し」 

 5月19日(水)6校時終了後、第2回避難訓練(引き渡し)を実施しました。校内に不審者が侵入し、児童生徒を緊急に下校させる想定で行いました。
 始めに、児童生徒たちは、担当の先生の指導に従い各教室で安全を確保しました。その後、人員点呼を行い、二次避難として学級ごとに体育館に避難しました。体育館においても点呼を行い、児童生徒の安全を確認しました。その後、バスのルートごとに整列し直して、安全担当の先生からの、自分の命を守るために3つのS「すばやく、静かに、安全に(Safety)」を守ってバスへ移動しましょうというお話を聞き、バスへ移動しました。
 警報が鳴ってから保護者の皆様へ引き渡しが完了するまで、どの児童生徒も真剣に訓練に取り組むことができました。引き続き、学校全体で危機管理意識を高く持って生活が送れるように指導してまいります。
 保護者の皆様には、緊急連絡網の利用や当日の引き渡しなど多岐にわたってご理解、ご協力いただきありがとうございました。












1年生を迎える会 

 小学部では、5月18日(火)に1年生を迎える会を行いました。2年生が手作りしたメダルを首にかけ6年生と手を繋いで入場しました。入場の花道は3年生が準備してくれたものでした。
 始めに2年生が歓迎の言葉とダンスを発表し、頼もしいお兄さん、お姉さんの姿を見せてくれました。次に2年生から5年生までのお兄さん、お姉さんから「茉莉花」の歌のプレゼントが送られました。そして、レクリエーションでは、じゃんけん列車を行い全児童が楽しく交流しました。最後には、全員で校歌を歌いました。校長先生からは「今日してもらったことをずっと忘れないでください」というお話がありました。
 来週からはキッズタイム(縦割り活動)が始まります。小学部1年生から6年生までの仲をより深めていきます。

















第1回授業参観会・保護者会 

 5月8日(土)、令和3年度最初の授業参観会・保護者会が行われました。学校保護者会では、加藤康徳校長先生から「『つながり』を『「未来に実感』させる広州日本人学校の創造」と題した学校経営方針について講話がありました。
 各学級の授業参観会では、一生懸命に学習に取り組む児童生徒の姿が見られました。あるクラスでは、子どもと保護者が一緒になって取り組む場面もありました。保護者の表情は、満面の笑みを浮かべておられる方が多かったように思います。
 また、学年・学級懇談会においては、担当教諭の紹介があったり、今年度の学年目標や今後の予定等を保護者の皆様と確認したりしました。

























今年度最初の全校朝会 

 校長先生の講話の冒頭、一枚の絵が登場しました。「何が見えますか」と校長先生。月夜にたぬきと男の子が望遠鏡を覗いているのが見えます。しかし、その絵を上下逆さまにすると…、全く違う絵が見えてきました!
 物事は、見る位置や角度によって、同じものでも違う側面が見えてくる。児童生徒の皆には、普段の勉強でもいろいろな方法で答えを出したり、答えはこれだけではないかもしれない、見えていないものがあるかもしれない、そう考えたりするくせをつけてほしい、という校長先生からの願いが話されました。
 また、それを生かして友達のよいところを発見しよう、「いじめ」は絶対に許さない、というメッセージも語られ、児童生徒は終始真剣な表情で聞き入っていました。















新入生を迎える会 

 中学部では4月30日(金)に新入生を迎える会を行いました。開会式では、実行委員より歓迎の言葉と中学校の生活について話がありました。また、この日のために2,3年生が昼休みなどを使って練習してきた歓迎の歌「Rain」を披露し、立派な態度でメッセージを届けました。
 その後は、親睦を深めるドッヂボールを行いました。1回戦は学級対抗,2回戦は学年混合の試合を行いました。全力で当てにいく生徒、それを受け止める生徒と歓声、当たってしまっても大きな声援があがり,温かい雰囲気で試合が進行しました。
 閉会式では、1年生からお礼の言葉がありました。迎える会開催への感謝とこれからの中学校生活への抱負について,一人一人が短い中にも強い意志を感じる言葉で伝えていました。中学部全員が集まる最初の会を成功させ,よいスタートを切ることができました。















着任式 

 4月23日には、出木谷あさひ先生、小此木恵理香先生、佐田千奈美先生、山下奈瑠美先生、、4月26日には、加藤康徳校長先生、伊藤優子先生、廣本智一先生、、越智俊介先生、手塚みのり先生、村岡峻介先生が着任されました。
 着任された先生方は、広州日本人学校で多くの子どもたちと会えることを楽しみにしていたとお話しされていました。体育館に集まった児童生徒も、新しい先生方と出会えるこの日を楽しみにしていました。先生方と児童生徒の「出会い」が温かい空気で包まれ、お互いに頑張っていきましょうという気持ちが交わされた時間になりました。
























令和3年度入学式 

 4月23日(金)、在広州日本国総領事館総領事の亀井啓次様、広州日本商工会会長の菅野達志様他たくさんのご来賓の皆様の参列をいただき、小学部1年生30名と中学部1年生23名の入学式が行われました。当日は、小学部6年生、中学部3年生のお兄さんお姉さん、そして、多くの保護者の皆様にもご列席をいただき、53名の入学を祝うことができました。
一人一人の呼名では大きな声で返事をし、これから頑張っていこうとする気持ちを表してくれていました。






令和2年度離任式 

 3月11日。これまで本校でご指導いただいた先生方の離任式が行われました。今年度をもって本校を離任される先生方は、喜屋武浩司校長先生、酒井裕先生、末吉純先生、横井信行先生、諸井美香先生、仲前門樹先生、高野綾夏先生、木村双葉先生、奥富一樹先生、遠藤香奈先生、奥田麻衣子先生、太田莉緒先生、今野未由貴先生、呉屋広徳先生、竹部亮平先生の15人。学級担任としてお世話になった先生や教科担任としてお世話になった先生など、これまでご指導いただいてきた先生方とのお別れの会となったこの離任式は、感謝の気持ちがあふれる時間になりました。児童生徒の間を通って退場される先生方からは「がんばってね」。そして、子どもたちからは「ありがとうございました。」という言葉が交わされ、互いの目が潤んでいました。







令和2年度卒業証書授与式 

 3月10日。令和2年度卒業証書授与式が本校体育館で行われました。今年の卒業生は、中学部3年生が7人、小学部6年生が28人でした。当日は、在広州日本国総領事館主席領事の大聖寺利幸様、広州日本商工会会長の武田和広様他ご来賓の方々にご参列いただき、厳粛な中、儀式が執り行われました。喜屋武校長から一人一人に手渡された卒業証書を手にした卒業生たちの顔には、一つの節目を修めた喜びと新たな決意が感じられました。







明治アイス工場見学  

 1月29日(金)に、小学部3年生が明治アイス工場見学に行きました。
 工場に着くと、靴の裏の消毒や体温検査、アルコール消毒などがありました。話を聞く部屋では、座席は1m間隔で座るなど、感染症対策をしっかり行った上での見学となりました。
 最初に、ビデオで明治アイス工場について学びました。その後、工場内の見学を行いました。教科書で学んだことを確かめながら、見学しました。子どもたちは、そのお話ひとつひとつを聞き逃すまいと、たくさんメモしていました。どの子どもたちも枠からはみ出しそうなくらいメモを書いていて、興味をもって意欲的に活動する姿が見られました。
最後は、お待ちかねの試食タイム。工場の方たちのたくさんの苦労や工夫をかみしめながら、おいしくいただきました♫
3学期も残り約20日。学年目標「考動力」を意識して、すてきな4年生になれるようにこれからも頑張っていきます!

















授業を生かして頑張りました  

 中学部2年生は、数学の学習で「確率」を行っています。その中で、世の中のあらゆるものを確率で表すことができることを学習しました。そのような中、冬休みを活用して、中学部2年生の3名の生徒が、「3人でじゃんけんを1000回したときの確率」を求め、まとめました。
 1000回のじゃんけんの結果は、広州日本人学校の児童生徒も興味深く見ていました。いろいろなことに興味・関心をもち、追究できる広州っ子。これからも、多くのことを学んで成長してほしいです。






中3を送る会  

 12月16日(水)に中学部の「3年生を送る会」が行われました。今年度卒業する3年生のために2年生が中心となって企画・運営をしました。
 はじめに、全員でドッジボールを行った後、3年生による劇を交えたダンスの出し物があり、会場を大いに盛り上げてくれました。次に後輩へ向けて歌のプレゼント。曲はKANA-BOONさんの「シルエット」。心温まる歌声が響きました。1年生、2年生からは、3年生の先輩への感謝の気持ちとこれからの広州日本人学校を引っ張っていく決意が込められた言葉が送られました。
 中学部全員で心に残る時間を過ごすことができました。






小学部6年生 修学旅行記  

 11月25日から11月27日の2泊3日で、小学部6年生が修学旅行に行ってきました。
 1日目。最初のバス移動では、工夫して考えた言葉遊びやイントロクイズで楽しみました。到着した肇慶市の端渓硯博物館・製作工場では、ガイドさんや工場の方の話を熱心に聴きメモを取っていました。その後に訪れた七星岩湖はとても美しく、私たちの疲れた体や心が癒されました。
 2日目は、佛山市の祖廟を訪れました。子どもたちは舞獅子を間近で見ることができ、とても興奮していました。そして、日本の寺社に通じる建築物を見たり伝説のお話に耳を傾けたりしました。中には、建築物のデッサンをしている子どももいました。また、南風古竈では粘土でお皿を製作しました。思い思いに製作した作品は、約1か月後に届くとのこと。とても楽しみです。買い物ではお小遣いで買える物を探し、店員と交渉する姿も見られました。
 3日目は佛山市の清暉園内を散策しました。噴水のマイナスイオンを浴びながらゆったりとした時間を過ごしました。
 今回の修学旅行の実施にあたっては、保護者の皆様をはじめとする多くの方々のご支援とご理解、そして、お知恵をお借りし、素晴らしい思い出をつくることができました。子どもたちは、学校に帰着すると、心地よい疲労の中で笑顔があふれていました。これからの教育活動も安心・安全に留意し、子どもたちのより良い成長を支えていきたいと思います。






小学部5年生 宿泊体験学習  

 11月19日(木)と20日(金)の1泊2日。宿泊体験学習として、中山市、珠海市に行ってきました。
 事前学習では、実行委員が中心となり、スローガンや宿泊体験学習中のルール、きまりなどを考え、「自分たちでつくる2日間」を合い言葉に取り組みを進めました。
 スローガンは、「学ぶ・楽しむ中国(工場・歴史)~『挑戦』を重ね『アンテナ』を高めよう~」というものでした。この中の「アンテナ」とは、日頃から子どもたちに投げかけている言葉で「感じて考えるアンテナを高める」、つまり「自分から気付き、自分から動くことのできる高学年になろう」という合い言葉を表現したものです。
 そして、この二日間はまさに、それを具現化できた素晴らしい宿泊体験学習となりました。
 一日目は、孫中山記念館や、KIRINビール工場、フルーツ農園、夜はホテルで楽しいレクリエーションが行われました。係の児童が中心となり、様々なレクリエーションが行われました。男女を問わず、みんなで楽しむことができ、学年の絆を更に深めることができました。
 二日目は菊酒工場を訪問し、クッキー作り体験や展示物を見学しました。
 社会科として、ものづくりに携わる人々の工夫や努力と中国の歴史を学ぶことができたと思います。
 それぞれの訪問地で、実物を見たり体験したりすることを通して、学びを更に深めることができました。
 児童たちにとっては、あっという間の二日間であったことでしょう。宿泊体験学習を通してまた一歩成長できた5年生。気付けば5年生も残り4ヶ月ほどです。小学部最高学年となる来年度に向け、これからも大きく成長して欲しいと思います。







小学部4年生 校外学習 11月13日(金) 

 11月13日に小学部4年生24名が白雲山へ校外学習に行きました。今年はコロナ禍で子どもたちの体力が低下しており、全員がリタイアすることなく登れるかと心配していました。しかし、子どもたちは先導する先生に遅れないよう必死に登り、全員が無事に登頂することができました。山頂に着いた頃には汗だくで、「やっと着いた。」「疲れた。」「しんどい。」と言いつつも、子どもたちの表情は達成感にあふれ輝いていました。
「みんなが安全を守り、登って帰ってくることができた。」「みんな楽しそうに過ごしていて良かった。」との感想からも、各々が目標を達成して校外学習を終えたことが伺えました。12月から4年生は現在の臨時的な2クラス編成から、本来の3クラス編成になります。今回の校外学習で深めた絆を大切にして新しいクラスでもさらに仲を深めていってほしいと思います。







小学部5年生 「トヨタ自動車工場校外学習」  11月12日(木) 

 11月12日(木)に、小学部5年生が南沙にあるトヨタ自動車工場見学に行ってきました。今、子どもたちは、社会科で自動車生産についての学習をしています。今回の校外学習では、「自動車工場で働く人の工夫や努力を知ること」をめあてに、事前に工場で働く人への質問を考えて準備をしてきました。
 最初に広州トヨタ自動車の歴史、ここではどのような種類の自動車を生産しているのか、ガソリンで動く自動車とハイブリッド車の違いなどの概要を、スクリーンを使いながら、分かりやすく説明していただき、現場で働く方の貴重なお話を聞くことができました。
 その後は、いよいよ工場内の見学です。自動車生産の工程を実際に見ることができました。授業で学習をしていることが出てくる度に、子どもたちは感動しながら、興味津々な様子でした。
 最後には、子どもたちの保護者の中で、トヨタ自動車で働く3人のお父さん方にも来ていただくという嬉しいサプライズがありました。楽しいクイズを出してもらいながら、子どもたちの質問にも答えていただき、充実した校外学習になりました。来週の宿泊体験学習でも今回の経験を生かして、たくさん学んできたいと思います。







避難訓練  11月11日(水) 

 11月11日(水)に火災を想定した避難訓練を行いました。本校では、ほぼ毎月、想定を変えて避難訓練を行っています。今回の避難訓練では、在広州日本国総領事館の大滝領事にお出でいただき、避難の様子を見ていただきました。気を付けなければならない「お・か・し・も」の他に、「窓を閉める」や「姿勢を低くして逃げる」などの大切なことも学びました。訓練は、課題点を見つけ、本当に起こってしまったときに安全に、しかも、確実にできるようにするために行うためのものです。この訓練での学びを今後の生活に生かしてほしいと思います。







運動会  10月31日(土) 

 10月31日(土)、晴天のもと、運動会が開催されました。今年は昨年の3分の1にも満たない児童生徒数での開催となりましたが、学年合同競技やPTA競技などの工夫もあり、例年同様活気にあふれた運動会となりました。特に中学部の皆さんは人数の少ない中、全員が応援団となり、小学部の赤組・白組を引っ張ってくれました。中学部の功夫も、小学部のダンスも、一人ひとりの活躍の見える、素晴らしい動きを見せてくれました。運動会で見せた熱い走りや応援をこれからの学校生活にも生かして欲しいと思います。また、コロナに負けず、心身共に強く歩んでいける児童生徒の育成を目指していきたいと思います。







朝集会  10月20日(火) 

 10月20日、第2回朝集会を行いました。集会の中で、後期委員会の委員長より目標や具体的な活動内容の発表がありました。「毎日あいさつであふれる学校にしていく」「みんなが運動してコロナに負けない体を作る」「みんなが過ごしやすい図書室を作る」「健康な体づくりをしよう。手洗い、うがい、飛沫防止の徹底」「色々な国の言語や文化を知ってもらい国際的な視野を持った学校にする」「みんなが明るく楽しめるような聞き取りやすい放送をしよう」など前期の反省を生かし、より良い広州日本人学校にしていこうという各委員会の想いを感じることができました。みんなで力を合わせて後期も頑張っていきましょう。






臨時着任式  10月8日(木) 

 10月8日(木)に9月末に臨時便で赴任できた7名の先生方の着任式を行いました。ロイロノートでの交流もありましたが、やはり実際に会うことが一番。児童生徒も着任された先生に目を輝かせていました。
 その後は、早速、授業が始まりました。今回着任された先生方は、今まで会えなかった分、児童生徒と思いっきり時間を共有しています。これから戻ってくる児童生徒も増えることでしょう。広州日本人学校全職員、みんなが広州に戻ってくることを楽しみに待っています。






研究授業  9月 

 9月は、多くの研究授業が行われました。今年度は、「確かな力を基に伝え合い、高め合い、つなぐ子を目指して」をテーマとして、授業に取り組んでいます。8日(火)は溜先生、16日(水)は室屋先生、18日(金)は高野先生、21日(月)は諸井先生、22日(火)は神田先生、30日(水)は須田先生、太田先生がそれぞれ授業を行いました。また、15日(火)は奥田先生が、全体研究授業として、代表で授業を行いました。授業後は、各学部・学年部で授業について活発な議論をし、教師の授業力向上に努めています。2学期は広州日本人学校に所属するすべての先生が研究授業を行います。これからも研究授業を通して、さらに教師の力量を高め、児童生徒のために尽力していきます。






小学部3年生 校外学習  9月16日(水) 

 9月16日(水)、小学部3年生はイオンに校外学習に行ってきました。校外学習にあたって、お店の人に聞く質問を考えたり、学校で必要なものを考えて買い物をするものを決めたり、子どもたちはとても楽しみにして計画を立ててきました。店内見学や、開店挨拶など、普段はできない体験ばかりで、子どもたちは非常に有意義な時間を過ごしました。見学時には気づいたことを熱心にしおりに書き込む様子も見られました。校外学習後も、買ったものを学校で配ったり、新聞やポスターを作成したり、とても意欲的に取り組んでいます。学年目標である「考動力」が発揮された行事となりました。






授業参観  9月12日(土) 

 9月12日(土)に授業参観が行われました。その中で中学部3年では,7月に実施した職場体験学習の発表会を行いました。ホテル日航広州では、オリエンテーションから始まり、厨房やランドリールーム見学、社員食堂での食事やベッドメイキング体験、日本食の調理をするなど、盛りだくさんの内容を体験させていただきました。生徒たちは普段目にすることのない仕事の苦労を見たり、ホテルマンとしての心構えやモットーを教えていただいたりしました。また、プロの技を目の当たりにし、驚きと関心の連続でした。生徒たちのプレゼンテーションには、働く意義や感謝の心をもつ大切さなどが述べられていました。お忙しい中、生徒たちの発表を見学にお越し下さった、ホテル日航広州の総経理の木佐貫様、保護者の皆様、ありがとうございました。また、このような状況の中、職場体験学習を受け入れて下さったホテル日航広州の皆様に改めて感謝申し上げます。






入学式  8月21日(金) 

 8月21日(金)に今年度、延期になっていた令和2年度入学式が広州日本人学校の体育館で盛大に行われました。小学部1年生13名、中学部生徒21名がこの節目を迎えられたことをうれしく思います。新型コロナウィルス感染症の影響でまだ広州に来れず、日本でこの入学式を迎えた児童生徒もいますが、在広州日本国総領事館首席領事の大聖寺様をはじめ、多くの来賓や保護者、在校生、教職員から祝福を受けました。体育館に響いた呼名のときの「はい」という返事のように、これからの学校生活で自分らしさを発揮してほしいです。






1学期終業式  7月24日(金) 

 7月24日(金)に予定より1週間遅れて、1学期終業式が行われました。いろいろなことがあった1学期でしたが、夏休みを迎えようとしている児童生徒の顔は、うれしさでいっぱいでした。マスクをつけたままでしたが、全校で久しぶりに歌った校歌は、体育館に鳴り響いてました。今年度は、短い夏休みになりますが、2学期に元気な姿で戻ってくることを楽しみに待っています。






避難訓練(通学バス)  7月22日(水) 

 7月22日(水)の下校時に通学バスの避難訓練を行いました。通学バスの避難訓練は下校途中に通学バスを降りなければならない事態を想定して行われます。今回はバス内から出火したことを想定して行いました。バスマザー、運転手の指示に従って通学バスの前方・後方から速やかに避難することを確認し、非常時に備える意識を高めることができました。また、先生や保護者がいない時だからこそ、小学部高学年児童、中学部生徒の役割が求められます。小中一貫校ならではの通学バスの避難訓練をこれからも続けていきます。






中学部スポーツ大会  7月15日(水) 

 感染症対策のため、緊密な状態で接触する競技は避けたいという大前提の下、スポーツ大会は当初、野球かフットベースボールがいいという希望がありました。しかし、この時期の広州は暑さが厳しく、午後の校庭での実施は厳しいので、今回はバドミントンを行うことにしました。また、バドミントンの試合はすべてダブルスで、団体戦と個人戦を行うことに決めました。
 2セット先取、3コートフルで試合を進めましたが、最後の試合まで残念ながら時間が来てしまい、個人戦ではそれぞれ3試合を実施しました。
 先輩と後輩のペアや男女ペアもあり、一人ひとりが本気でチームのために互いをカバーしながら頑張っていました。特に、先輩が後輩をリードしてアドバイスする様子が頼もしく、微笑ましい様子に、中学部の先生方も審判や動きの指導に熱が入りました。
 勝敗も気になるところでしたが、最後は校長先生にお話をいただき、みんなでよい汗をかいた一時間でした。






中学部3年生 職場体験  7月2日(木)7月3日(金) 

 7月2日(木)、3日(金)の2日間,中学部3年生は広州日航酒店にて職場体験学習を行いました。事前学習として,目標,体験をさせていただく上で大切にすべきことなどを考え,意見を共有して臨みました。ホテルの概要についてはHPを参考に調べてまとめ,当日を心待ちにして体験に臨みました。
 1日目はオリエンテーション,ホテル施設見学,社員食堂での昼食,ランドリールーム見学を経て,ベッドメイキング研修に取り組みました。家で行っているものとは全く違うプロの仕事を目の当たりにして感動しました。実際にやると苦戦の連続でしたがお客様の立場に立って練習に励みました。
 2日目は日本料理弁慶の岩井料理長のご指導の下,揚げ出し豆腐や季節の野菜揚げをはじめ,数種類の和食の調理を学びました。食材についての知識,技,コツ,心構えをていねいに教えていただき,生徒たちには家に帰っても自分で作りたいという気持ちがみなぎりました。
 生徒が心に残った言葉として挙げたものを紹介します。「ありがとう。と言われるとやって良かったと思う」「料理は未知の世界」「料理は楽しくなかったら料理じゃない」「みんなで一緒に食べるのが料理です」
 広州日航酒店の木佐貫様,竹田様,岩井様はじめ,社員の方々にはお忙しい中、2日間大変お世話になりました。学ばせていただいたことを日頃の生活にいかしていきます。ありがとうございました。







小学部3年生 校外学習 6月22日(月) 

 6月22日(月)の1・2校時に3年生の校外学習を行いました。雨の多い時期ではありましたが、当日は天候に恵まれました。普段は、通学バスで通っている大通りも自分たちの足で歩くことで、多くの発見があったようです。強い日差しの下、汗を拭いながら、気づいたことを一生懸命記録する子どもたち。学校周辺を見学することで、この地域の特色を知り、自分たちが日々生活している町に対する愛着をもてたのではないでしょうか。学校に戻り、それぞれの記録をもとにグループごとに絵地図を作成しました。社会科の学習と生活場面を関連付けて捉えることができました。







研究授業 6月19日(金) 

 6月19日(金)の3校時に5年生で研究授業を行いました。「直方体や立方体の体積」の算数の授業の中で、児童は体積の求め方について熱心に取り組む姿が見られました。授業の中では、iPadを活用し、自分だけでなく、他の児童の考え方も共有するなど、考えを伝え合い、高め合うことのできる交流について工夫した授業を行っています。今年度の研究テーマは「確かな力を基に伝え合い、高め合い、つなぐ子を目指して」になります。広州日本人学校の教師もこのテーマを踏まえて、熱心に研究と修養に努めています。







避難訓練 6月16日(火)

 6月16日(火)避難訓練(引き渡し)を行いました。今回の避難訓練は6時間目終了後に、不審者が学校内へ侵入、児童・生徒が緊急に避難しなければいけない事態が発生したことを想定した訓練です。校内の警報が鳴り、1次避難では、全員各教室へ避難、不審者の身柄を確保までを行いました。そして、安全確認をして体育館へ速やかに2次避難を行いました。校長先生のお話を聞いて、担当教員とスクールバスに乗って自宅を目指します。通学バスストップで保護者の方と教員で非常時の対応を確認して引き渡しを行いました。避難訓練を通して児童・生徒が安全に学校生活を送れるように意識を高め、万が一の時に適切に対応できるようにしています。





小学部1、2年生 校外学習 

 6月11日(木)、広州日本人学校小学部1、2年生は学校近くの広場へ校外学習に行きました。広場へは班ごとに列を作り、ゆっくり歩いていくなど安全に気をつけて移動しました。
 広場に着くと、虫を捕ったり、花を摘んだりしました。見たことのない大きいカエルやピョンピョン跳ねるバッタ、タンポポの花に子どもたちは大興奮でした。
 学校に帰ってからは、生活の時間を利用して観察カードを作成しました。採取した虫や花をじっくり見て、絵や気づいたことを記入しました。観察を終えると別れを惜しみながらも学校の中庭に逃がしました。短時間の付き合いでしたが、小さな命を大切にしようとする心を学ぶことができました。







小学部3年生 社会科見学 

 1月14日(火)、広州日本人学校小学部3年生は明治雪糕(広州)有限公司へ社会見学に行きました。社会科で事前学習を行い、日本のものづくりの特徴や工夫などをしっかりと理解した上で見学に行きました。工場に着くと、笑顔でスタッフのみなさんが出迎えてくれ、子どもたちもその笑顔で緊張がほどけ、「こんにちは!」と大きな声であいさつをして、説明会場へ向かいました。会場では、工場で作っているアイスの作り方についてビデオを見ました。アイスづくりはたくさんの工程に分かれており、いろいろな機械が稼働していました。「おいしいアイスを作るための材料はどこから来ているの?」「一日に何本のアイスを作っているの?」など、見学して疑問に思ったたくさんの質問にも、スタッフの方は丁寧に説明をしてくれました。見学の最後には、工場で作っているアイスを試食させていただき、徹底した衛生管理のもと、アイスが製品となっていくことを楽しみながら学ぶことができました。







中学部 広州・深圳プレゼンピック交流会 1月9日(木) 

 深圳日本人学校中学部に来校していただき、「第1回広州・深圳プレゼンピック交流会」を開催しました。
 3校時、体育館で開会行事と代表生徒による学校紹介を行った後、3つの教室に分かれ、各テーマ(歴史・街並み・観光スポット・経済・日本人学校)に沿って事前に調べた内容を発表しました。その際、ほとんどの生徒が紙媒体の他、商工会・理事会のご支援で購入したばかりの“ipad”を使い、動画や写真を見せながらのプレゼンに挑戦しました。深圳日本人学校の生徒は、縦割りのグループで議論をしながらテーマを深め、分析し、自分の考えを発表するところまでできており、大変勉強になりました。
 4校時には両校による合唱披露を行い、一緒に昼食を食べた後も学校案内をしながら積極的に親交を深める姿が見られました。プレゼンピック交流会を通して、生徒たちは広州の街や日本人学校への愛着を深めることができただけでなく、同じ広東省に住む深圳日本人学校の中学生から多くの刺激を得ることができたようです。また、深圳原校長先生の総括では、「4分の発表までの過程(準備)の大切さ」についても評価をいただきました。
 来年度は本校生徒が深圳日本人学校を訪問し、第2回プレゼンピック交流会を開催する予定です。






中学部スポーツ大会 12月19日(木) 

 中学部でスポーツ大会を行いました。
 生徒会が事前にアンケートを取り、種目はドッジボールとなり、クラス対抗のトーナメント方式で実施しました。また、クラスの人数差を考慮し、終了時の外野の人数で勝敗を決めるルールで行いました。
 男女や先輩後輩関係なく、遠慮なしの真剣勝負です。途中からボールが2個になる特別ルールもあり、どの試合も白熱しました。結果は、中3が勝ち上がり、見事に優勝しました。 笑い声が溢れる、いい運動の機会となりました。







ゲームラリー大会(小学部) 

 本校では年に一度、小学部の児童会活動として、校内でゲームラリー大会を実施しています。今年は、12月17日(火)の3・4時間目に行いました。毎週水曜日のお昼休みに遊んでいる縦割り班で、6年生が考えた遊びを「ミッション」とし、クリアできた数を競います。運動場と活動場では、サッカー、的当て、大縄跳び、輪投げ、ボーリング、ピンポンリレーを、また教室と特別教室では、けん玉、校長先生とジャンケン、イントロクイズ、しりとり、ジェンガ、ジェスチャークイズをしました。どの遊びも、低学年から高学年までが一緒に楽しめるように、難易度を調整したり、時間制限を変えたりするなど工夫されていました。







東莞台商子弟学校(台湾人学校)とのクラブ交流会 12月5日(木) 

 小学部4年生~6年生は、東莞台商子弟学校(台湾人学校)の児童とクラブ交流を行いました。39名の東莞台商子弟学校の子どもたちが来校し、5時間目に体育館で全体会が行われました。広州日本人学校の児童による開会宣言から始まり、日本人学校の児童は中国語で、台湾人学校の児童は流暢な英語で代表あいさつを行いました。その後、じゃんけん列車ゲームで両校の交友を深めました。6時間目は各クラブの場所へ移動し、それぞれのクラブで考えた交流内容を実施しました。最初は、緊張していた子どもたちもすぐにうちとけ、帰り際には笑顔で、名残惜しそうに手を振りあっていました。普段から学習している英語や中国語を生かして、楽しい交流会となりました。






中学部3年 保育実習 12月2日(月) 

 中学部3年生はオイスカ幼稚園で保育実習を行いました。3校時から幼稚園に出かけ、代表者があいさつした後、生徒と園児とで一緒に「パプリカ」を踊りました。その後、年少・年中・年長組に分かれ、2学期の始めから生徒たちが構想を練り製作してきたおもちゃ(輪投げ、とんとん相撲、的当てゲーム、ボーリング、迷路など)を使い、園児と楽しく遊びました。朝は緊張の面持ちだった生徒も園児と打ち解け、笑顔でお弁当を食べている様子が見られました。幼稚園を去るときには生徒も寂しげな表情で、別れを惜しんでいました。知識として学んだことを実践し、幼児をよく理解することもでき、充実した保育実習でした。







中学部 私立華聯大学との交流会 11月27日(水) 

 私立華聯大学から計107名の学生を招待し(日本語学科の学生71名、英語学科の学生36名)、本校中学部の生徒と交流会を実施しました。この交流を通して、中国の文化・伝統や考え方を知り、自国の文化・伝統に誇りをもつことで、共に生きていこうとする態度を育むことを目標としています。交流会は2部構成になっており、1部では中国語、日本語、英語を使って、自己紹介をしたり、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックの見どころを各生徒が自作のポスターを提示したりしてプレゼンを行いました。2部は、日本の文化の中から5つ(古文・和歌、方言クイズ、日本の祭り、日本の国技、忍者)を選択し、文化的、歴史的背景を3か国語で紹介しました。大学生には俳句作成体験、日本の方言体験、和太鼓体験、柔道・蹴鞠体験、忍術体験などの活動を通して、日本文化に触れていただきました。






4年生 「白雲山」遠足 11月19日(火) 

 小学部4年生は、「白雲山」遠足に行ってきました。山登りの最初は、歌をうたいながら元気に登っていましたが、しばらくすると急斜面になり「きつい」と思わず弱音を吐く場面もありました。疲れながらも「がんばろう」とお互い励まし合いながら頑張って山頂に到着しました。登り切った子どもたちの表情は、すがすがしく生き生きとしていました。山頂広場では、みんなで仲良くお弁当を食べました。
 午後は白雲山にある「鳥園」に行きました。たくさんの綺麗な鳥に癒されながら、広東省鳥の「バイシエン」を探しました。鳥たちは人に慣れていたため、近づいてじっくりと見ることができました。
 下山時に、足つぼマッサージエリアへ行き体験をしました。子どもたちは「痛い痛い」と絶叫し、顔を歪ませながらもほとんどの子が数十メートルあるコースをゴールしていました。
 白雲山は、自然豊かで見どころも多く、楽しい遠足となりました。






5学年 宿泊研修「中山・珠海宿泊体験学習」11月14日(木)〜15日(金) 

 小学部5年生53名が「自ら考え行動し、他国の文化にふれ合おう」という目標のもと、1泊2日の日程で宿泊体験学習に行きました。
 1日目は辛亥革命で有名な「孫中山故居」へ向かいました。孫文が生まれ育った住居(翠享村)を中心に、当時の生活様式を知ることができました。
次に見学した「キリンビール工場」では、ビールの種類や発酵について多くのことを学ばせてもらいました。そして、「フルーツ狩り」では、もぎたてのみかんを食べたり、ドラゴンフルーツなどを食べたりして、おなかも心も満たされました。
 2日目は中山名物の「クッキーづくり」を行いました。この2日間で、中国の歴史や文化について体験的に学ぶことができました。また、仲間との絆を深めることができ、充実した研修になりました。






1・2年生 合同校外学習 ~水族館、天河公園~ 

 11月6日(水)、1・2年生合同で水族館へ遠足に行きました。水族館では、1年生と2年生がペアとなり、グループで仲良く見学をしました。子どもたちは、見たことのない魚や、可愛らしい動物たちに大興奮。2年生は、「見える?」「そろそろ時間だよ。」などと声をかけ、お兄さんお姉さんとしての頼もしい一面も見られました。天河公園でおいしいお弁当を食べた後は、みんなで「鬼ごっこ」「だるまさんが転んだ」「ながなわ」などをして、遊びました。1,2年生の仲も、より一層深まりました。







5学年 社会科見学「南沙トヨタ自動車工場」 11月1日(金) 

 子どもたちは社会科の授業で日本の工業について知り、その中で多くの生産を占めている自動車工業の学習をしてきました。そこで現地生産という言葉を知り、実際にその現場に行ってみようということで、この社会科見学が行われました。
 社会科見学のテーマを「トヨタ自動車の工場のひみつをさぐろう!」として、工場の概要を知ったり、組み立てや検査の様子を実際に見たりすることで、多くのことを学ばせてもらいました。
 また、今年度は深圳日本人学校5年生の工場見学と同じ日になったこともあり、工場の概要説明でのクイズ大会が盛り上がったり、食堂で班を混ぜて弁当を一緒に食べることができたり、他の日本人学校との交流というなかなかできないことを経験しました。
 知るだけなく見て学び、また実際に車に触れる活動を通して、より深い学習となりました。







学習発表会 10月26日(土) 

 今年は3年生の「みんなちがって、みんないい」の音楽を中心とした楽しく元気なオープニングに始まり、4月からの大きな成長を見せてくれた1年生「ねずみのよめいり」。続いて、4年生の音楽劇「勇気と挑戦の物語」では自分達で意見を出し合い劇とダンスと合唱を披露しました。2年生の「スイミー」は、仲間たちが知恵を絞って団結したように息の合った演技を見せました。5年生の朗読劇「大造じいさんとガン」は残雪と人間のせめぎ合い、自然の厳しさとその世界観を見事に体現していました。6年生の「BORDERLESS~孫文と梅谷庄吉の友情物語」は歴史を背景にしたエンターテイメントです。小学部最高学年さすがの舞台でした。中学部の音楽部と生徒全員による合唱では、日々の練習の成果が見事に表れていました。
 舞台に上がる前の、一人ひとりの緊張の面持ちが舞台を終え、輝くのを見て、多くの保護者の方にこの子どもたちの充実感を見て感じていただけたことをうれしく思いました。







バレーボール部~広州バレーボールクラブと合同練習&練習試合~ 

 10月12日(土)にバレーボール部は、広州で社会人チームとして活躍している「広州バレーボールクラブ」と合同練習・練習試合を行いました。
 海外で部活動の試合相手を見つけるのはとても大変なことです。バレーボール部は広州バレーボールクラブの皆さんと毎年交流させていただくことにより、技術力向上の機会をいただいています。
 今回も午前中は合同練習という形で、広州バレーボールクラブ主将の野口さんにメニューを考えていただき、両チームが混ざりながら基礎練習をしました。その練習がなぜ必要なのかということを一つ一つ丁寧に教えていただき、また、上手な人を間近で見ながら練習することで、部員達はたった数時間で大きく成長したように感じました。
 午後の試合形式での練習では、大人の強力なサーブに圧倒されながらも、「みんなで声を出してつなぐバレー」を目標に1試合1試合戦いました。2戦目には23対24からの大逆転で26対24の劇的な勝利を収め、バレー部全員が飛び上がって喜ぶ姿は感動的でした。
 このような機会をつくっていただいた広州バレーボールクラブの皆さんに感謝し、教わったことを生かして今後も練習に励んでいきたいと思います。





4年生消防署見学 9月19日(木) 

 9月19日。小学部4年生58名は、社会見学として、市内黄埔区にある消防施設、黄埔消防大臥を訪れました。当日は四つのグループに分かれ、消防車・はしご車への乗車体験、防火服体験、暗中避難体験などを経験しました。
 火災を想定した避難体験は、暗闇での避難がいかに大変かを身をもって体験することができました。社会に出て様々な公共施設を見学することは、社会のしくみを知るだけでなく、そこで働く人達への感謝の心を育てる大変すばらしい体験となっています。
 これからも施設や企業を見て学ぶ機会を積極的に設けていきたいと思います。



中学部2年修学旅行 9月17日(火)~9月20日(金) 

 9月17日から中学部2年生が3泊4日の北京修学旅行に出かけました。
 1日目は北京へ向けて出発し、頤和園を訪問。2日目は万里の長城、明の十三定陵へ行き、中国雑技団の鑑賞、その後前門大街を班ごとに散策。3日目は天安門広場から北へ、天安門・紫禁城・故宮博物院・景山公園そして天壇公園。4日目は胡同と呼ばれる北京特有の住宅地域を訪問しました。建国記念日の式典に向け準備を行う北京市内で、計画通りに全行程を実施することができたのは幸いでした。これは天候に恵まれただけでなく、子どもたちの一人一人の修学旅行という自覚によるところが大きかったと思います。文化や歴史を学び視野を広げるだけではなく、仲間と行動を共にすることで、思いやりや気遣いなどを身につけることができた四日間でした。




イオン見学 9月12日(木) 

 社会科でスーパーマーケットについて学習する3年生は、広州東駅近くのイオンに見学に行きました。お店の人の説明を真剣に聞いて、メモを取っていました。
 また、冷凍、冷蔵庫体験、寿司作り見学、はかり体験をさせていただきました。
 見学後、翌日が中秋節であることもあり、中秋節にちなんだお土産を児童一人ずつにいただきました。
 今後、見学を通して学んだことを社会科新聞にまとめていきます。
 イオンスーパーの店長さん及びスタッフの皆様、ありがとうございました。





深圳宿泊研修 8月29日(木)~30日(金) 

 中学部1年生が、8月29日から一泊二日で、深圳へ宿泊研修に行きました。
 午前最初に訪れたのはTENCENT。(スマホアプリのWeChatを世に送り出した会社です。)
 生徒は興味深く、ガイドさんの話に耳を傾けていました。次に、顔認証のみで商品を購入することができる2つの店舗で買い物を体験しました。
 午後は梧桐山への登山に挑戦。急な階段をひたすら上っていく中、「大丈夫?」「もう少し行こう」などと励まし合う姿がありました。残念ながら雷雨に見舞われ途中下山が決まり、「やった~」とつい本音が出てしまう場面では笑いを誘いました。
 翌日は、ドローンで世界的シェアを誇るdjiを訪れました。ドローンの社会的使命、実際行われている活用法、安全対策などの講義を受けました。充実した研修となりました。





夏の教員研修会 

 本校では夏休み期間中に先生方の研修会が2回行われます。1つは深圳日本人学校との交流会です。毎年交互に行き来し、情報交換しています。交流会は2部構成となっており、各先生方が担当している部会(教務部、国際交流部、校内研修部等)や学年部(低・中・高学年部、中学部)に分かれ、各校の取組を互いに紹介し合い、質疑応答しながら方策や課題について意見交換しています。2つ目は現地理解教育についての研修です。本校は学校教育目標に、「自ら学び、個性豊かに国際社会に生きる児童生徒の育成」を掲げており、毎年小学部で東風東路小学と、中学部では私立華聯大学の学生と言語や文化の交流を行っています。
 生徒だけではなく先生方にも現地の学校を知る機会を共有するという趣旨で、勉強会を開き、学校の経営方針や教育課程について学んでいます。中国には、日本人学校を含め、様々な外籍人員子女学校があります。このような交流を通して、自国の文化や歴史を再認識するとともに、中国のそれらについての理解を深めることが、国際社会にいきる児童生徒の育成につながると考えています。今後もこのような教員研修会を充実させていきたいと思います。





夏祭り 7月6日(土) 

 広州日本人学校で夏祭りが行われました。子どもたちが日本の夏の催しを楽しめるように、PTA役員、保護者が主体となって準備をすすめてくれました。このイベントは子どもたちが1年の中で最も楽しみにしているようで、当日は子どもたちの笑顔があふれていました。
 保護者、学校、商工会が一体となり、本校のPTAにしかできない取り組みになっていることを感じます。JSG夏祭りに協賛頂いた企業・団体の皆様に改めて感謝申し上げます。



縦割り活動 

 縦割り活動が6月より始まりました。本校では、小中一貫校の特色を活かし、縦割り活動を行っています。下級生と上級生の好ましい人間関係や豊かな心を育むことをねらいとし、小学部1年生から中学部3年生までの児童生徒の混合でチームを編成し、小学6年生がリーダーとして活躍する場を設けています。活動時間は、毎週水曜日のお昼休みの20分間で、月に1回、中学部も参加します。今年度、中学部は6年生のリーダーへのアドバイザーとしての役割を担うことになりました。各チームのリーダーが遊びの内容を考え、ドッジボール・鬼ごっこ・輪投げ・ボーリング等、低学年の児童がルールを理解しながら楽しめるように、上級生の児童生徒とペアを組んで遊ぶ工夫をしています。





6年生修学旅行 6月12日〈水〉~14日(金) 

 「令和最初に刻む最高の思い出を作ろう」というテーマのもと、本校の6年生が修学旅行で西安に出かけました。
 1日目は、西遊記でおなじみの三蔵法師がインドから持ち帰った経典や仏像を保管するために建てた大雁塔と、社会科でも学習する空海が唐の時代に留学をした青龍寺の見学を行いました。大雁塔では、西安の景色を一望し、青龍寺では、空海について深く学びました。  
 2日目は、子どもたちが一番楽しみにしていた兵馬俑博物館に行きました。生で見る兵馬俑は迫力があり、終始圧倒された様子でした。
 3日目は、秦磚漢瓦博物館で、拓本色付け体験を行いました。瓦を使った昔の複写の方法を実際に体験し、その難しさと芸術性を感じ取ることができたようでした。
 2泊3日という短い時間ではありましたが、中国の歴史の奥深さや素晴らしさを肌で感じ取ることができました。




第25回運動会 全力疾走 ~仲間と共にぶつかり合え~ 

  5月25日(土)広州日本人学校第25回運動会が行われました。小雨降る中で開会式がスタート。天候を考慮し、プログラムを団体演技、応援合戦、団体競技、徒競走の順に変更し、進行しました。すると、子ども達の願いが通じてだんだんと天気が回復し、全ての競技を実施することができました。今年は『全力疾走~仲間と共にぶつかり合え~』をスローガンとし、赤、青、黄、白の全学年縦割り4組に分かれて、熱戦を繰り広げました。
 天気が心配される中での運動会でしたが、それを感じさせず、子ども達みんなが達成感を感じることのできる運動会でした。  









実り多い令和元年に  5月1日(水) 

  5月1日より新しい天皇が即位され、元号も「令和」に改められました。
 本校でも朝集会を開き、国歌斉唱および国旗掲揚後、新元号の意味について、また「希望・夢をもって、自分の花を咲かせてください。」いうお話がありました。その後、児童生徒会役員の任命式と各委員会の活動目標の発表もありました。小学部の新役員児童は、とても緊張した様子で任命書を受け取っていました。  











平成31年度 入学に寄せて 4月11日(木) 

 4月10日(水)着任式と始業式。平成31年度のスタートです。
 新たに着任されたのは、喜屋武(きゃん)浩司校長先生をはじめ18名の先生方です。
 翌11日(木)には、在広州日本国総領事館首席領事の大聖寺利幸様他たくさんの来賓をお招きして、小学部1年生77名と、中学部1年生28名の入学式が行われました。
 新しい生活への希望に胸を膨らませ、元気いっぱいの新入生が新たに加わり、全校児童生徒は過去最高の449名になりました。













information

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〒510663
中華人民共和国広東省広州市天河区科学城風信路10号

E-mail jsgjsg@jsgcn.com

学校見学:随時受付

「申請書DL」にある「見学申込書」に必要事項を記入の上、上記学校メールまでご連絡下さい。

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